英マクドナルドは7月、ご当地商品「Chicken Legend(チキン・レジェンド)」シリーズのプロモーションの一環で、バイラルムービー「FEARLESS:THE MAKING OF A CHICKEN LEGEND」を制作した。
R/Cカーレースの世界チャンピオン Lee Martin氏率いるチームを結成し、前代未聞のスタント撮影に臨んだ。撮影スタッフのユニフォームなども作り込まれており、本格的。
「チキン・レジェンドを、その名のとおり、真のレジェンドにする」というコンセプトのもと実施したスタントの一部始終を捉えた映像で、再生開始後すぐに目に入ってくるのは飛行場(らしき場所)に2台の大きなトラックが並んでいる光景。
カンヌライオンズ2014やD&AD賞2014、ワンショー2014などの国際広告賞で数々の受賞を果たした、ボルボトラックのWebムービー「The Epic Split」を彷彿とさせるロケーションだ。
The Epic Splitが、逆走する2台のトラックの間でアクションスターのJean Claude Dammeが開脚を披露するというものだったのに対し、同ムービーではチキン・レジェンドを載せたラジコンカーが一直線に並んだ2台のトラックの上を飛び越える。
キャンペーンサイトでは通常版の映像のほか、インタラクティブ版も公開されている。こちらでは、ラジコンカーがジャンプしている約30秒間のシーンで、動画にエフェクトを加えたり、アングルを自由に変えたりすることができる。
担当エージェンシーはレイザーフィッシュ。
レイザーフィッシュによる、マクドナルドの過去のデジタル活用施策
レイザーフィッシュが過去に手がけたマクドナルドの事例の一つに、ドイツで展開された40周年記念キャンペーンが挙げられる。
ユーザーが約70種の中から好きなバンズや具材を選んで自分好みのハンバーガーをデザインできるシステムを構築。集まったオリジナルバーガー案のうち一般投票で最も多くの票を集めたもの5点を商品化、ドイツ国内の店舗で実際に販売した。
ユーザーにより生成されたオリジナルバーガーの案は計32万7653点、また集まった投票数は500万票にのぼり、キャンペーンはドイツ国民(成人)の約10%に相当する人々にリーチした。
キャンペーンバーガーの売上は好調で、売上新規顧客獲得や売上全体の向上にも寄与したという。
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