視聴者参加型でリアルタイム視聴促す
フジテレビは30日深夜、スマートフォンと連携した視聴者参加型番組「SHARE」を放送する。5人の男女が共同生活を送るシェアハウスを舞台にしたドキュメンタリー調のホラードラマで、アプリなど制作にPARTYが携わった。監督・脚本は、映画「パラノーマル・アクティビティ第2章」や、フジテレビの「放送禁止」シリーズ、「eveのすべて」を手がけた長江良和氏。フジテレビは視聴体験を深めるスマホ連動企画で、リアルタイム視聴を促したい考え。
番組と連動したアプリの画面(開発中)。アプリが怖さを「追加する」仕掛けを盛り込んだ。
番組は、盗撮カメラの映像などを駆使してノンフィクションのように撮影。アプリでは、テレビで放送される映像とは別アングルの盗撮風景が見られ、視聴者自身がシェアハウスの5人を監視しているような感覚が得られるという。出演者が電話をするとアプリにかかってくるなど、ストーリーに合わせた仕掛けも盛り込んだ。番組で出題される謎を解く際にツイッターを連携させ、シェアする機能もある。その謎に正解すると、物語の本当の結末を知ることができる。
番組内で映される隠しカメラの映像。監督の長江良和氏は、フジテレビの番組「eveのすべて」で同様の手法を用いている。
これまでフジテレビでは、バラエティ番組「THE MANZAI」のワラテン企画、「人狼」での視聴者参加型企画、「にっぽんのミンイ」での投票企画などでスマホ連動型企画を実施していた。スマホ連動企画は、「視聴者のモチベーションが上がり、ほかにリアルタイムで視聴している人とつながっている感覚が得られる」(フジテレビ)。
PARTYの参画は、フジテレビのプロデューサー・下川猛氏が呼びかけた。過去、同氏が手がけた開局55周年記念特別番組にPARTY代表の伊藤直樹氏が出演したり、番組中にTwitter投稿をリアルタイム表示させる施策にPARTYの中村洋基氏が携わった経緯がある。
放送は30日深夜3時33分から。
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