ディー・エヌ・エー(DeNA)は、折込チラシ情報を掲載するスマートフォン向けアプリ「チラシル」で、利用者の傾向に応じてパーソナライズした情報を配信するサービスに乗り出した。第一弾として2日、アプリに「お気に入りカテゴリ」を登録すると、特売になったタイミングでスマホへプッシュ通知するサービス「マイチラシル」を開始。現在、掲載しているチラシ情報は、関東エリアのスーパーマーケットやドラッグストアのもの。
「お気に入り」を、キーワード、店舗、価格など詳しく定義できる機能も検討する。今後は、小売の実店舗やネットスーパーと連携し、来店・購買状況とアプリから得られるユーザーの行動記録を関連付け、個々人に合わせた商品の「お勧め」の実現を目指す。精肉売り場に寄るとカレールーの特売情報を知らせるといった場面を想定している。
「お気に入りカテゴリ」の数は2日現在で15パターンあり、これまでのユーザーの閲覧記録や、「チラシル」で紹介する情報をデータ入力する主婦へのアンケート、ヒアリング結果を元に決めた。「チラシル」の特徴は、8月末時点で8943店ある登録店舗のチラシ情報を、人力で入力、更新している点。DeNAの広報担当は今後のパーソナライズ化についても「商品をデータ化しているからこそできるレコメンド(商品の推奨)や、通知機能の拡充を考えている」としている。
欧米では、個々人の嗜好や行動に合わせた値引きを提示する「パーソナライズ・オファー」は、来店回数や購入点数を上昇させ、売上を高める施策として、米食品スーパーのセーフウェイや、独小売のメトロなどで取り組みが始まっており、スケールメリットで価格戦略ができない中小の小売からも期待が寄せられている。
新聞の発行部数が年々下がる中、スマホの所有率では女性が54.4%、男性が53.7%(ビデオリサーチインタラクティブ調べ)と女性がやや高い。小売や家電量販店による、いわゆる「激安スマホ」の普及も、アプリ上の電子チラシ利用に拍車をかけそうだ。「チラシル」はiPhone版、Android版がある。iPhone版での「マイチラシル」のスタートは9月中旬を予定。会員登録不要で利用できるという。
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