半年間のクリエイティブ研修を経て、現場配属。
そこから半年間のクリエイティブ研修を通し、
コピーライターとしての基礎を学んでいきました。
そして、2010年12月現場へ配属。
同時に、師匠となるコピーライター井口雄大さんの下へ。
博報堂では3年間先輩につきコピーや仕事を覚えていきます。
ときに厳しく、ときにやさしく、感謝してもしきれないほど、
いろいろと教えていただきました。
ほぼ何も作れなかった1年目。
さて、年明けです。1ヶ月あまり続いた某通信会社の競合は、勝ちました。
チームも営業も大喜び。打ち上げも開かれました。
でも、僕はというと、正直嬉しいとも何とも思わなかったのです。
何一つ貢献していない無力感。覚えることでやっとの毎日。
コピーや企画が通らないのは、何もこの仕事だけではありませんでした。
というより、コピーを書くということ、を理解していなかったのです。
そして、3月11日、震災が起こりました。進んでいた別件もストップ。
こうして何の結果もだすことなく、コピーライター1年目を終えるのでした。
次回は、そんな自分にとって転機になった仕事のお話をします。
山﨑博司
TBWA\HAKUHODOコピーライター。2010年博報堂入社。2013年よりTBWA\HAKUHODO。主な仕事に、日本新聞協会「ボクのおとうさんは、桃太郎というやつに殺されました。」、日産デイズルークス、キヤノンマーケティングジャパンなど。2014年TCC最高新人賞、新聞クリエーティブコンテスト最優秀賞、毎日広告デザイン賞奨励賞、消費者のためになった広告コンクール銅賞など。コピーライター養成講座基礎コース修了生。
コピーライターの登竜門、『第52回宣伝会議賞』応募受付開始しました
『コピーライター養成講座』
一流を育てる実践型カリキュラム
多彩な修了生を輩出している本講座。広告クリエイティブだけでなく、インタラクティブ領域のコミュニケーション、マーケティングやメディアクリエイティブなど、さまざまな視点からコミュニケーションを構築する能力を養い、次世代のクリエイターを育てます。
「コピーライター養成講座 講師・卒業生が語る ある若手広告人の日常」バックナンバー
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