キリンビールは24日、発泡酒「キリン オフホワイト」の発売キャンペーンとして、ローカルシフトや自然共生をテーマとした特設サイト「KIRIN くらしの劇場 オフホワイトハウス」を公開した。大分県に用意した一軒家にタレントや一般からの応募者が期間限定で住み、そこでの生活や地域の人々との関わりを映像などでレポートしていく。企画を手掛けたのは電通とPARTY。

舞台となる大分県竹田市は「農村回帰宣言市」を掲げ、農村ならではの魅力を伝えることで若者の移住を進めている。今回発売する発泡酒は、「人間本来の充実した丁寧な暮らしを志向する人」に向けて開発した商品であり、企画の世界観を通して新商品のブランド価値を伝えていく狙い。

Webサイトでのレポートは、居住者によるブログの他、計6機の無人ラジコンヘリで撮影した映像を活用する。同市住民に限定でスマートフォン用のアプリを配布し、ハトに見立てたキャラクター化したヘリとアプリ内でチャットを行うと、指定した時間にラジコンヘリが撮影にやってくる仕組み。10月1日から、来春の体験生活者の募集を開始していく。

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