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コラム

販促・集客メディアフォーラム2014

O2O時代のパーソナライゼーションーー購買ビックデータからのお客様DNA解析

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講演者

  • 牧野 充芳(インテージ マーケティングイノベーション本部 O2O企画部 マネージャー)

 

9月3日・4日東京国際フォーラムにて、「宣伝会議販促・集客メディアフォーラム2014」が開催され、販促担当者の課題解決に役立つ最新事例や手法についての講演が行われた。本コラムでは、メーカー・流通を中心とした注目企業のキーパーソンによって行われた講演の一部をレポートとして紹介する。

インテージ マーケティング 牧野 充芳氏

生活者の購買行動が多様になる中、モノを作って流通させれば売れるという時代は終わり、いかに生活者に新しい「価値体験」を提供できるかが重要になってきている。
インテージは、こうした課題にアプローチするために2014年にO2O企画部を新設し、リサーチデータ、統計・分析モデルなどを活用したサービス開発を進めている。

担当する牧野 充芳氏は、これまでの購買データの活用の課題として、現状把握や効果検証など活用は限定的で、お客様への「提案」には活かしきれていないと指摘。「これからの購買データの活用はお客様の志向に基いたパーソナライズ化した提案が重要になる」と話し、同社の購買ビックデータを活用したお客様DNA解析サービス「Genometrics(ゲノメトリクス)」を紹介した。

「ゲノメトリクス」は、全国5万人のお買い物データをもとに約32万商品の性格・特徴をデータ化した商品のDNAを、各企業が保有するビッグデータに連携できるサービス。
従来のCRMや顧客・会員データ分析では自社での買い物と性別・年代などの基本情報しかわからなかったが、「ゲノメトリクス」を使えば、購買履歴からお客様一人一人の意識や価値観・ライフスタイルを非常に高い精度で推定し、そのヒトトナリをはっきりさせることができるとし、改めてお客様志向のデータ解析の重要性を述べた。

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