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コラム

広告、月へ行く。〜宇宙は、もう未来じゃない。

「宇宙談義」Vol.3~プロジェクトを通じて気付いた広告のさらなる可能性

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強いプロジェクトには周囲をまとめる普遍的な「夢」がある

細川:
ポカリのプロジェクトの話に戻すと、通常の宣伝の意思決定プロセスではなかなか決まらない企画だと思うんですね。一企業がここまで大きな、しかも多くの業界のチャレンジを束ねて実現に向けて大きな舵をきるというのはなかなかないです。大塚製薬さんの勇気と決断は本当にすごい。
その決断のためにも、異業種の寄り合いを強固な一つのチームに変貌させるためにも、「夢」を乗せたのがよかったですね。子供たちの夢を絶対に月に届けるんだ、俺たちの手で!って大人がみんな熱くなって結束した。

岡田:
はい。チームを強くする普遍的なテーマがあるかないか、これは今後のビジネスでも参考になりますね。子供たちの夢が乗ったことによって、異業種がひとつになりましたから。また、なによりも子供たちの夢が乗ったことによって「教育」という面が出てきた。これは大きいと思います。

細川:
教育!子供たちにもスペースデブリの問題を危機感もって伝えたいですね。
いま岡田さんと話してるうちに、子供たちむけの啓蒙ムービーのいいアイデア思いついたんですけど、こんなん一緒に作りません?

岡田:
あ。それ面白い!そういうことですよ!
それやりましょうよ!!!縮尺的にもそれすごくわかりやすい!!!

細川:
あはは、またひとつビジネスが生まれた、いま(笑)。

岡田:
宇宙を核にもっともっと新しい人々とつながって、みんなで歴史に残るような大きな仕事したいですね。そういう熱いパートナーどこかにいませんか?

細川:
はい。いっしょに宇宙を切り拓いてみたい!という方がいらっしゃったら、いつでも僕はウェルカムです。
この対談をきっかけに、そうした想いを持った方が声をかけてくれるとうれしいですね。
無限の可能性を僕らは手にしている。世の中をぐん!と動かしましょう、宇宙から。

今日はありがとうございました。