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コラム

広告の中の人 次世代を担う注目のタレント

熱血スポーツ少女からモデルへ!西内まりやの素顔に迫る

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足立:最近ではモデルだけでなく、歌やドラマ、バラエティと活躍の幅も広がっていますね。

西内:たくさんの人に出会って意見を聞いたり、色々と経験させていただくことで、確実に吸収しているものがあると思います。そうした中で、少しずつ自分の個性を出していきたいです。

足立:2014年の「日本レコード大賞」では、最優秀新人賞を受賞されましたね。

西内:ありがたいことですね。これまでとは違う感覚の嬉しさがあります。今までの私のイメージに全くなかったロックな曲でデビューしたんですけど、すごく楽しかったです。すべてにおいて未知の世界なので、これからも色々なことに、もっと一生懸命に取り組んでいきたいです。

足立:好きな言葉は「一生懸命」だとか。

西内:一生懸命やった方が、成功したときにより喜べるし、失敗してもあきらめがつくので。バドミントンの練習でも、毎日ジャージを着て、きつい練習をして汗をかいて、怒られ続けて、それは確かに辛かったんですけど、勝てたときの充実感があるから頑張れる。それはこの業界でも一緒ですね。

足立:2015年秋公開予定の映画『レインツリーの国』の撮影のためにショートカットにされたのも、すごく似合っています。

西内:ありがとうございます。バッサリ切ったことで心機一転できましたし、こっちの方が自分らしいなと。モデルは女の子のイメージが王道ですけど、音楽活動をしている中で本当の自分らしさについて考えると、それも少し違うのかなと最近感じていて。もっと、ありのままの方がいいのかなと感じています。将来的には、“格好よくてかわいい人”を目指したいですね。

足立:西内さんのありのままとは、どのようなところですか。

西内:母もそうなんですけど、“ザ・福岡の女”なところでしょうか。普段、女の子らしさはあまりないんですけど、気を許せる人にはとことん甘える。ツンデレですね(笑)。

足立:最後に、西内さんにとって広告はどのようなものですか。

西内:その会社の人が色々と考えた上で、私を選んでくれていますし、自分の顔が商品のイメージになることに対する責任感がすごくあります。それに、「まりやがCMやっているから買った」と言われるのが本当に嬉しいんです。そんなカリスマ的な存在になるためには、自分を磨き続けないといけないですし、だからこそ、広告は自分を高めてくれる存在ですね。

対談を終えて

まりやちゃんとは「ファッションセンターしまむら」さんの広告で数年間にわたるお付き合いをさせていただいています。私の感じる彼女のいいところは、とても一途に頑張るところ。「地元で応援してくれている人のためにも頑張らないと」という彼女は、華やかな芸能界で浮かれることなく、しっかりと地に足をつけて頑張っていくと思います。ファッション誌出身の彼女はF1層のファンを基盤に、バラエティでは男性層の票も確実に積み上げています。あとは、彼女が自分の持つ本当の色を出し切れるかどうか。これからの期待の星です。(足立)

西内まりや(にしうち・まりや)
1993年12月24日福岡県生まれ21歳。2007年モデルとして活動し、2008年ドラマデビュー、2013年には地上波連続ドラマ初主演を果たす。2014年8月に夢であった歌手デビュー。数々の音楽イベントに出演し、ピアノ、ギターやダンスを披露。年末にはレコード大賞最優秀新人賞受賞。今年の1月28日にセカンドシングル「7 WONDERS」を発売。CX系音楽番組でレギュラー「音楽の時間」のMCも務める。

これまでに出演したCM:
ファッションセンターしまむら、Veet、明治、小林製薬

足立茂樹
イー・スピリット 代表取締役

博報堂を経て2000年にキャスティング会社イー・スピリットを設立。社員40名でタレントからオーディション作品まで年間1000本超のキャスティングを行う。
2015年の個人的な目標:クロールで300m泳ぐこと