LINEは3月2日、スマホアプリ「LINE（ライン）」に搭載するモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」が、「ZOZOTOWN」をはじめとする大型ECサイト･アプリに対応を開始すると発表した。
LINE Payは、キャリアやOS問わず、LINEを通じてユーザー間での送金や提携サービス・店舗での決済を行うことができるサービス。若者を中心とするユーザーの急増に伴い、新たな決済インフラとして活用シーンの拡大を目指している。

今回発表されたLINE Pay決済対応予定加盟店は、「フェリシモ」「Fril」「HMV ONLINE」「ポケットコンシェルジュ」「Reward by CROOZ」「SHOPLIST.com by CROOZ」「ZOZOTOWN」。3月20日からは主要加盟店を対象に、各ECサイト・アプリでの決済にLINE Payを利用すると商品代金が割引になる大型キャンペーンも実施する予定だという。さらに、以前より決済対応していた「LINE TAXI」に加え、3月下旬よりスマートフォンに特化したECサービス「LINE MALL」の一部機能、フードデリバリーアプリ「LINE WOW」がLINE Payでの決済に対応する予定になっている。

また同社は、3月3日に、グローバルでEC決済管理サービスを提供するCyberSourceとの戦略的提携について基本合意したことも発表。LINE Payの利便性・安全性を向上させ、グローバルでの事業展開の加速化を図る。
LINE Payは、以前よりCyberSourceが提供する決済管理システムを導入しており、世界で発行される様々なクレジットカードでのオンライン決済処理できる。さらに、世界最大の不正取引検出レーダーを搭載した不正な決済利用を抑止するプラットフォーム「CyberSource Decision Manager」も活用し、安全性の強化も図っている。

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