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実はネコではなく、クマだった——。CM開始から58年目、文明堂東京・新商品のパッケージで初めて知らされた事実

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文明堂東京は、3月3日に”3時のおやつ“として食べきりサイズの「おやつカステラ」の販売を開始した。

この商品は、二切れの食べきりサイズをパッケージ化したもの。従来、カステラといえば、 贈答品の「もらって食べるカステラ」だったが、自分で「買って食べたくなるカステラ」とするために新たに開発した。

ネーミングは「カステラ一番、電話は二番、三時のおやつは文明堂」で、おなじみのCMソングから。CM「文明堂豆劇場」は、1957年に開始。人形のデザインや背景は変わったものの、以来、現在もCMは継続しており、多くの人にとって、あまくておいしい、楽しいひとときを想起させる親しみのあるフレーズとして親しまれてきた。今回、そのフレーズを、商品ネーミングにも使用している。

またパッケージデザインにも、CM「文明堂豆劇場」のキャラクターをイラスト化して活用。新商品開発にあたり、同社が独自に調査をしたところ、CM「文明堂豆劇場」のキャラクターが「クマ」であることを知らなかった人が88%。さらにキャラクターを認識していた人のうち52%が「ネコ」と記憶していたことが判明した。「文明堂といえばCM」という認知は非常に高かったものの、この調査結果から今回のパッケージでは改めて「クマ」として愛着を持ってもらえるよう、デザインを考えたという。9個入りのボックスにも、CMソングをイメージさせるイラストが描かれている。

商品のパッケージデザインは、デザインユニットY2の有井ゆまさん、有井ゆかさんが、ディレクションをmethodの山田遊さんが、コーディネーションをAsobotの近藤ナオさんが手がけている。

「文明堂豆劇場」