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体験をデザインするインタラクティブメディア

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頼れるプロモーションパートナー

大日本印刷C&I事業部コンサルティング本部 IM&Sコンサルティング室

パリのルーヴル美術館に設置されているタッチパネルコンテンツや上野の森美術館「進撃の巨人展」でのプロジェクションマッピング…。大日本印刷IM&Sコンサルティング室が開発する、インタラクティブメディア(双方向型のデジタル展示システム)は、芸術・教育分野のみならず、イベント、企業のショールームや工場見学の展示システム、店頭ディスプレイなどさまざまな領域で豊かな体験・体感を創りだしている。
IM&Sのメンバー

IM&Sのメンバーは空間、デジタルメディア、コンテンツ、映像機器など部門横断の専門家集団である。 ルーヴル美術館にも導入されているパッケージシステムをバックに。

マルチメディア先端技術を活用した空間開発

来館入場者数年間約1000万人、世界最高の美の殿堂と呼ばれるルーヴル美術館。収蔵される多くの傑作とともに、美術品にまつわるドラマの多彩さも大きな魅力である。来場者にその魅力を知ってもらおうと、楽しみながら深い美術体験を提供する先進的な鑑賞システムを導入している。

絵画に隠された画家の意図や当時の歴史的背景を直感的に学べ、3D化した美術品を自由に回転させながら細かい装飾の様子が分かる。これら全ては同館と大日本印刷の共同プロジェクト「ルーヴル-DNPミュージアムラボ」の成果だ。共同開発したのは、大日本印刷IM&Sコンサルティング室の精鋭チームである。

IM&Sとはインタラクティブメディア&スペースデザインの略で、メディア開発と空間開発との融合を指す。

空間開発事業の成り立ちは、1970年の大阪万国博覧会まで遡る。大日本印刷は一級建築士事務所・特定建設業者として展示・内装から建築まで、多彩な空間開発事業に携わった。

そこで培ったスペースデザイン事業を、80年代に全国展開しはじめた外食チェーンに水平展開し業務を拡大。キッチンやイートインの効率的な店舗設計など現在のファストフード店の原型を開発した。

以後、マーケティング&セールスプロモーションに付随する飲食・物販店舗、ショールーム、金融店舗、各種展示会、地域開発に業容を拡大していく。一方のメディア開発事業の成り立ちは90年代から。

インターネット、高画質映像、CG、バーチャル・リアリティ、ARなどのマルチメディア先端技術を導入した空間設計に取り組みはじめる。独自の空間設計理論と最先端のICT(情報通信技術)展示システム、コンテンツ作成技術を融合したソリューションを研究・開発し、ユーザーを感動体験へといざなう質の高いエクスペリエンスデザインを生み出している。

美術作品と対話する新しい鑑賞スタイル

そんなIM&Sのメンバーは空間・コンテンツ開発、映像機材選定の専門家など部門を横断した粒ぞろいが集まった。得意分野を活かし、コンサルティングから企画、システム構築まで一括開発できる体制が整っている。人間工学の研究員も在籍しており、科学的な裏付けを立証しながら、研究論文も発表している。

先述の「ルーヴル-DNPミュージアムラボ」は同室の情報加工技術やICT技術、空間開発力を集大成した表現形態の代表例である。

このプロジェクトでは、06年よりDNPの施設内で10回の展覧会を開催し、ルーヴルの所蔵作品を展示するとともに、およそ100の鑑賞システムが同室によって開発された。そして一般公開することで効果を検証、ブラッシュアップを図ってきた。現在8システム15ディスプレイをルーヴル美術館に設置している。

「『見かたが変わる、見えかたが変わる』をコンセプトに、どのような情報をどのように伝えればより広く深く作品世界を体験していただけるかを追求してきました。世界のさまざまな国から訪れる来場者に等しく、美術作品と対話する新しい鑑賞スタイルの体験を楽しんでもらいたい」(室長・久永一郎氏)。

ルーヴル美術館が同社をパートナーとして選んだのは、同社に対する厚い信頼とともに、高度な技術力とノウハウ、そして開発提案力を高く評価してのこと。

同館が美術館以外を対象に外部に美術作品を貸し出すのは世界初のことで、信頼と期待の高さがうかがえる。


お問い合せ
大日本印刷株式会社 C&I事業部コンサルティング本部IM&Sコンサルティング室
〒141-8001
東京都品川区西五反田3-5-20
TEL:03-6431-5013

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