メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×

体験をデザインするインタラクティブメディア

share

先導するインタラクティブシステム

デジタルメディアと空間を融合させたエクスペリエンスデザインの取り組みは、「ルーヴル-DNPミュージアムラボ」を皮切りに国内外の美術館や博物館、教育機関、企業に提供している。

来場者数20万人を超えた上野の森美術館「進撃の巨人展」では、プロジェクションマッピングを用いた新しい鑑賞システムを開発した。漫画の複製原画を壁面に展示し、そこに映像を重ねることで原画が動き出したかのような印象を与えている。

「『漫画』の世界観を体感してもらうことがテーマだったので、立体的な表現が主流のプロジェクションマッピングを、あえて平面の中でアニメーションする新しい表現形態に挑戦しました」(同室田井慎太郎氏)。

img0323-2

「進撃の巨人展」(上野の森美術館) 原画が持つ迫力を映像に重ねることで作品の世界観を拡張した演出。また、作品の制作過程をテーブル上にプロジェ クションし、作家の息づかいや作品の迫力を異なる角度から伝える展示も担当した。

「ミラノデザインウィーク2014」で開催した「LEXUSDESIGNAMAZING2014MILAN」では、マサチューセッツ工科大学教授、MITメディアラボ副所長の石井裕氏と彼の率いるタンジブル・メディアグループによる作品を展示※1。

※1 全体プロデュースは博報堂

「TRANSFORM」と名付けられた作品は、テーブルに手をかざすと1152本の白い柱が波紋が広がるように踊り出す、芸術作品。静的なテーブルがダイナミックに変化する様子は体験した人に驚きと感動を与えた。

「作品の体感を通してLEXUSの『AMAZINGINMOTION期待を超えた驚きと、その先にある感動を。』というメッセージが皆さんの心にお届けできたのではないか」(同室金藤晶彦氏)。世界中のメディアで取り上げられて反響を呼び、国際的デザイン賞も受賞した。

milano
※画像をクリックするとサイトにリンクします

「TRANSFORM」(LEXUS DESIGN AMAZING 2014 MILAN)
テーブルの盤面がダイナミックな動きを見せることに、来場者からは驚きと感動の声があがった。マサチューセッツ工 科大学教授 石井裕氏と共同で提案を行い、国際色豊かなプロジェクトのマネジメントを行った。

他にも、AR技術を用いた世界遺産の遺跡ガイダンスアプリや過去の風景に入り込んだような撮影体験ができる画像合成システム、試着した服の色替えができるカラーシミュレーション体験システム*2、駅/商業施設におけるナビゲーションシステムなど先進的でユニークな開発を推進している。

※2 バーチャル試着システムではその服の着心地や質感は確認できないが、このシステムでは商品をひとつ試着した上でさまざまな色を試せるため、最も購買意欲を引き出しやすい。

「空間の中にシステムや映像機材が自然な形で溶け込み、人間の精神的、身体的な欲望を満足させるエクスペリエンスデザインを研究・開発し、追求していきたい」(久永氏)。

IM&S室は今後もさまざまな領域でクライアントの課題解決に尽力し、質の高い先端のソリューションと新しい体験価値を提供していく考えだ。

【ご案内】DNPインタラクティブメディア体験会

DNP五反田ビルの1FにてIM&Sコンサルティング室が「ルーヴル‐DNPミュージアムラボ」や他のプロジェクトで開発したインタラクティブメディアをパッケージ化したシステムを展示している。さまざまなコミュニケーションモデルを体験することで、貴社の空間開発に活用してはいかが?

日時 4/17・22・23・24、5/14・15
時間 15:30~17:00
場所 DNP 五反田ビル JR山手線/地下鉄都営浅草線「五反田」駅 下車徒歩6分
以下のURLからお申込みいただけます。(要予約)
http://www.dnp.co.jp/seminar/hansoku4/


お問い合せ
大日本印刷株式会社 C&I事業部コンサルティング本部IM&Sコンサルティング室
〒141-8001
東京都品川区西五反田3-5-20
TEL:03-6431-5013