博報堂は、VERTEX ASIA JAPAN、RKB毎日放送、アソビシステムと共同で、クール・ジャパン推進イベント「CONNECT JAPAN 2015」を開催する。5月15日から6月7日にかけ、タイ国内の4都市（バンコク、パタヤ、ハジャイ、チェンマイ）で開催するもので、日本のファッションやカルチャー、食、地域産品、観光情報などを幅広く紹介する。

日本政府観光局の統計報道発表資料によれば、2014年のタイのからの訪日外客数は65万7570人。前年からの伸び率は45.0％と、アジア圏では中国、フィリピン、ベトナムに次ぐ数字となっており、中でも旅行客数は飛躍的に増加している。博報堂は、今回のイベントにより、タイにおいて日本ブームを創出・加速させると同時に、日本、特に首都圏以外の地域への旅行客の増加を目指している。

イベントのスタート地であるバンコク会場では、計5つのゾーンに分けられる。「福岡アジアコレクション（FACo）」をはじめとする3つのファッションイベント、日本からのミュージシャン・パフォーマーが集結するイベント「JAPAN RUNWAY」、日本各地の魅力を伝える展示「JAPAN TRAVEL」、カラオケやプリクラなどの日本のポップカルチャーを体験できる「もしもしにっぽん」（アソビシステムが運営）、日本の新作映画を上映する「FILM SHOWCASE」、そして日本酒のテイスティングや温泉を模した足湯も楽しめる「SAKE FESTIVAL」だ。

協賛スポンサーには、いすゞ自動車他、主催パートナーには、JTB、ジャパンショッピングツーリズム協会（JSTO）、福岡銀行、オールブルー他が予定されている。

博報堂と博報堂DYメディアパートナーズは、日本の文化産業・コンテンツの海外における需要の開拓を担うクール・ジャパン関連事業を推進している。2013年11月には「クール・ジャパン推進室」を設立し、クライアント企業やコンテンツホルダーとの海外ビジネス連携を強化。今後も、「CONNECT JAPAN 2015」を皮切りに、日本の優れたコンテンツ・文化とアジアの生活者を結び付ける事業を推進していくという。

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