キヤノンは母親をターゲットにした一眼レフ「EOS Kiss X8i」のテレビCMを4月17日より放映している。吉瀬美智子さん演じる母親が、子どもの運動会で「ゴールテープを切る瞬間」を撮り逃すまいと、緊張の面もちで撮影に挑む様子を描く。母親がEOS Kiss X8iを使うことで瞬時にピントが合い、ベストショットが撮れるというストーリーを、時間を止める映像表現を組み合わせながら、見せている。

CMのメッセージは、「カメラ初心者のママでも、EOS Kissならその瞬間を絶対に逃さないから安心」。シャッターを押した瞬間、自分以外の周りの世界が止まる特殊映像は、タイムスライス・パントマイム・モーフィング・CG・多重合成など、様々な手法を使って制作した。

実在する幼稚園を借りて本番さながらに徒競走を行い撮影した映像をベースに、スタジオで4台のデジタルシネマカメラ「EOS C500」と、12台のデジタル一眼レフカメラ「EOS 7D Mark Ⅱ」を使用し、モーションコントロールクレーンを駆使し、合成しながら撮影を行った。その後、よりリアルな映像になるよう、CG制作と、多重合成を行い、撮影後3週間かけて仕上げたという。

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