キリンは3月から5月にかけて、一番搾り「KIRIN ICHIBAN」のグローバルブランディングの一環で、4本のWebムービーを公開した。
タイトルには「SUSHI(寿司)」「TEMPURA(天ぷら)」「RAMEN(ラーメン)」「YAKITORI(焼き鳥)」と、和食を代表する料理の名が冠されており、それぞれをイメージしたクラシックの名曲が、なんとビール瓶を使って演奏される様子が収められている。
起用されたのは、ビール瓶やペットボトルを用いた演奏を得意とする、デンマーク・コペンハーゲン発の音楽パフォーマンスグループ「Bottle Boys」。彼らが一番搾りの瓶で奏でるメロディーと、卵を割ったり、包丁で切ったり、煮たり、焼いたり、揚げたり…といった料理人たちが調理する音とが合わさって、一つの音楽をつくりあげる。
演奏曲はそれぞれ、SUSHIは「Radetzky March(ラデツキー行進曲)」、TEMPURAは「Waltz of the Flowers(花のワルツ)」、RAMENは「The Blue Danube(美しく青きドナウ)」、YAKITORIは「CARMEN(カルメン)」。
2013年12月に「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを追い風に、日本食への注目がより一層高まっている。この状況を受けて制作された同ムービーには、「和食に合うプレミアムビール」という一番搾りの特徴を打ち出す狙いがある。
博報堂の担当者によると、「動画は、『Japan Today』や『Gizmodo』など、20カ国・100以上のWebメディアで紹介されるなど海外で話題が拡散。Yahoo!Japanの映像トピックスや国内主要キュレーションメディアでも紹介され、動画・記事のシェア数は現在1万5000以上にのぼっている」という。
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