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カンヌ1日目-デート系アプリTinderの創業者が登壇/博報堂「ZEN meets ANIME」セミナー【編集部カンヌ通信】

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博報堂「ZEN meets ANIME」セミナー

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さて、続けては3年目を迎えた博報堂のセミナー。今年も博報堂ケトルの木村さんが登壇し、テーマは「ZEN meets ANIME」です。会場では、階段の一番上に大きな告知ビジュアルが掲出されています。目立ってますね。

副題は「日本のクリエイティビティの秘密を読み解く」。静的/伝統的な「ZEN」と動的/イノベーティブな「ANIME」の二面性が内包されていることこそが、日本のクリエイビティを理解するキーである、として、舞台には「ZEN」と「ANIME」をそれぞれ体現する2人の女性が登場。

ZENの化身(?)は博報堂 クリイティブ戦略企画室 事業統括部長の石原洋子氏、「ANIME」は博報堂 グローバルMD推進室 プロデュース部 アソシエイトクリエイティブプロデューサーのミラー・フラン氏です。

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プレゼンテーションは、3人の軽妙な掛け合いで進行。様々な広告事例を引きながら、この2つの精神がどう広告に展開されているかが示されました。「伊右衛門」(ZEN)と日本のオタクたちが登場するカップヌードルの「現代のサムライ」篇CMなど。カップヌードルのCM、メルセデスベンツ The new GLAのマリオの登場する「GO!GLA」CM、ウエットスーツ素材でできたサーファー用スーツ「True Websuits」などの紹介では、会場は大いに沸きました。

そして、真にイノベーティブなものはこの2つが融合したときにこそ生まれる、とセミナーでは読み解きます。静的なトレンドサーチデータを体感できる乗り物にした「Yahoo Trend Coaster」、サイエンスとエモーションが出会うことで生まれた「Eye Play the Piano」など。

最後に「ZEN meets ANIMEは、日本のクリエイティビティだけの話ではない。あなたの国の文化におけるZENとANIMEは何か。自国の文化を愛し、未来を発明することで、真に新しくユニークなクリエイティブが生まれる」と、世界各国からの参加者に向けてメッセージが投げかけられ、セミナーは締めくくられました。

このセミナーについての木村健太郎さんへのショートインタビューも間もなく掲載しますので、ぜひそちらもご覧ください。

明日のレポートは、いよいよ受賞結果(ダイレクト、モバイル、プレス、プロモ&アクティベーション)が登場です。

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