一般社団法人デジタルサイネージコンソーシアムは2日、デジタルサイネージの用途を示す共通ピクトグラム(案内用図記号)を開発するイベント「デジタルサイネージ ピクタソン」を港区・赤坂のドコモ・イノベーションビレッジで行った。
デジタルサイネージは、さまざまな場所に設置が進んでおり、画面をタッチするなどして情報を取得できる、インタラクティブなガイド用のサイネージ(アテンドサイネージ)も増えてきている。
しかしながら、どのデジタルサイネージがインタラクティブ性のあるものなのか、またどのように使うのかといったことが一目で分かりにくく、それが利用促進を妨げているという課題があった。
そこで今回、どのようなことができるデジタルサイネージなのかをわかりやすく示すピクトグラムを新しく作る目的で、「ピクタソン運営チーム」と協力し、チーム対抗のデザインハッカソン形式のイベントを実施した。
参加は24チーム。まず予選を行い、最優秀賞を選ぶ対象となる11チームを選定。その後の決勝では、下記の3つのピクトグラムをデザインした。
①アテンドサイネージであることを示す
②多言語対応であることを示す
③災害時に緊急情報が流れることを示す
最優秀賞に選ばれたデザインは、デジタルサイネージの縦長の画面をうまくデザインに取り入れるなど、アイデアがある点が評価された。
今回のイベントで制作されたピクトグラムは、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団の平成27年度事業である、「オリンピック、パラリンピック開催に向けた案内用図記号(ピクトグラム)の作成事業 」と連動。
コンソーシアムによると、今後は同事業を通じて、JISZ8210 への登録及び、国際標準化(IS 化)を促すため、経済産業省などへ働きかけを行っていくという。
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