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コラム

広告の中の人 次世代を担う注目のタレント

【動画あり】青森の“ごく普通の中学生”が東京で女優に

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【前回コラム】「『マッサン』エリー役で注目—シャーロット、飛躍の1年」はこちら

昨年、青森からたまたま上京していた際にスカウトされ、直後にCMデビュー。その後も雑誌や映画などと活躍の場を広げる人気急上昇中の駒井蓮さん。中学3年生という「広告の中の人」史上最年少の少女が見据える先とは。


足立:14歳ということですが、背が高いですね。

駒井:小学校から伸び続けて、止まらないんです(笑)。小学校の頃は、1年間で10センチ近く伸びたこともありました。今、168センチになってしまったので、そろそろ止まってくれないかと思っているんですけど。

足立:4姉妹みんな大きいんですか。

駒井:2人の姉と双子の妹はそうでもないですが、両親は背が高いですね。両親はどちらも小学校の教師なんです。学校から家に帰っても“先生”がいるので油断できないですし、学校の先生より家にいる先生の方が怖くて(笑)。

足立:気が抜けませんね(笑)。芸能活動は何年目ですか。

駒井:去年の7月から始めて1年が経ちました。この1年間は本当にあっという間でしたね。今までごく普通の中学生だった自分が、別世界だと思っていた東京に来て…もう1人の自分になったような気分です。地元で自由に騒いでいた自分と、東京に来て新しいことに向かっていく自分と。

足立:生活も変わりましたか。

駒井:はい。1年前は、初めての東京でわからないことばかりで、一つひとつのことに緊張したり、毎日がドキドキでした。当時は業界用語もわからず、「レフ置きます」と言われても「レフ?」という感じでしたし、写真のことも「グラフィック」って言うんだなと。最近になって少しずつ慣れてきました。

足立:少し垢抜けたと(笑)?

駒井:そうなのかもしれません(笑)。「東京っぽくなったね」と言われるんですが、でももともと地元が大好きなんです。

足立:今もお住まいは青森なんですよね。

駒井:はい、生まれも育ちもずっと青森です。家のまわりも田んぼや畑、山、川など自然に囲まれていて、本当に居心地が良いんです。美味しいものがたくさんあって、大好きなお祭りもあるし、それから方言も。

足立:方言は津軽弁ですか。

駒井:そうですね。「これ、たげめな(すごくおいしい)」とか「明日、雨降るびょん(かもしれない)」って言うんです(笑)。おばあちゃんが話す津軽弁はもっとすごくて、もう日本語じゃないみたいで。東京に来ると津軽弁を話す機会がないことがさみしいですね。

次ページ 「この1年で色々なCMに出演しましたね。」へ続く