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実際の広告に使われた—宣伝会議賞受賞作品の活用事例②名古屋銀行

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9月1日より作品募集を開始した、第53回宣伝会議賞。
宣伝会議賞に応募されたキャッチフレーズは、企業が出稿する広告に採用されることもある。実際に採用された受賞作品と、活用方法を紹介する。

名古屋銀行は、第51回宣伝会議賞で協賛企業賞を受賞した「ログインすると、いらっしゃいませという声が聞こえた気がした。」ほか、5点の応募作品を使用した広告を、2015年2月から1カ月間掲出した。

同社の個人向けインターネットバンキングサービス「bankstage」を訴求する広告で、サービスのターゲットである「勤労世代」に向け“通勤”を意識し、愛知県下の主要駅を中心に展開。キャッチフレーズの入った広告については、利用者が集中する名古屋市営地下鉄東山線・名城線を走行する地下鉄の車両ジャック広告の一部として展開した。

一連の経緯について、同社の宮田愛美氏は、「bankstageの開発当初から、宣伝会議賞を通じたキャッチフレーズをプロモーションに活用したいと検討していました。サービスを提供する側の目線ではなく、サービスを利用される皆さまの目線でつくられたコピーには訴求力があると考えたからです。bankstageを普段使いしている様子がイメージできる作品を車両の中でシリーズ展開することで、多くの方に興味・関心を抱いてもらえればと思いました」と説明する。

「インターネットバンキングを利用したことのない人にも気軽に利用して欲しい」という思いから、広告展開にあたっては日常の生活風景と結びつけることを重視。残高照会や振込といった一般的によく使うサービスの利用シーンを中心にサービス機能を紹介し、ビジュアルとキャッチフレーズのポップなトーンで親しみやすさを表現した。広告を見た消費者からは、「銀行らしくない躍動感のあるイメージ」、「操作が簡単そう」など多くの反響を得ているとのことだ。

宮田 愛美 氏
名古屋銀行 ネットワーク営業部 チャネル戦略グループ 係長

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