エイベックスグループの音楽著作権管理を手がけるエイベックス・ミュージック・パブリッシング(AMP)は28日、著作権管理団体のイーライセンスとジャパン・ライツ・クリアランス(JRC)の株式を9月30日付で取得すると発表した。従来AMPの関連会社だったイーライセンスは所有株式を34.4%まで増やし、AMPの阿南雅浩社長が10月1日付けで代表取締役社長に就く。JRCは新たに株式46.6%を取得し、子会社とする。
イーライセンスとJRCは同日、音楽著作権管理事業の統合に向け協議を始めたと発表した。「例えばテレビ番組が、放送とネット配信双方で流される場合があるが、現状では使用手続き上、区別されている。よりスムーズなしくみを設けられれば、権利者・使用者ともにメリットがあるはず」(JRC広報)。AMP親会社のエイベックス・グループ・ホールディングス広報は「音楽の利用のされ方が大きく変わる中、業界の活性化につながる手立てを考えたい」とした。
JRCの管理楽曲は全体で4万2000作品。うちCMを含む、テレビやラジオ、優先放送で利用されるのは1300作品ほどという。イーライセンスは4万9000作品。両社ともに、エイベックスグループ以外の楽曲も管理している。管理団体最大手JASRACの管理作品数は国内作品で約140万作品、外国作品で約186万作品。
新着CM
-
AD
宣伝会議
【広報部対象】旭化成のグローバル社内イベント成功事例を紹介
-
販売促進
ファンタジー好きに訴求するグミ カンロ、空想の果実をイメージした新商品
-
販売促進
横須賀市、メタバースで観光誘致 AIアバターの実証も開始
-
AD
マーケティング
さまざまな視点からのマーケティング戦略で売上アップへ
-
コラム
サムライマックのCMに「ありがとう」と言いたい(遠山大輔)【前編】
-
クリエイティブ (コラム)
アイデアが苦し紛れにくっつく瞬間がある――「KINCHO」ラジオCM制作の裏側
-
販売促進
ベビー用品の速達デリバリー 日本トイザらス、30分以内におむつやミルクを配達
-
AD
特集
【Ayudante主催】デジタル時代のマーケティング活用セミナー
-
販売促進
「認知獲得」「販促」の両方使えるリテールメディア特性がメーカーの混乱を招く