メール受信設定のご確認をお願いいたします。

AdverTimes.からのメールを受信できていない場合は、
下記から受信設定の確認方法をご覧いただけます。

×

三越伊勢丹HDとCCCが合弁 マーケティング専業でデータ分析

share

三越伊勢丹ホールディングスは2日、共通ポイント「Tポイント」運営会社を傘下に持つカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)と、マーケティング事業を手がける新会社を設立すると発表した。出資比率は三越伊勢丹HDが51%、CCCが49%、資本金や代表者は未定。

写真提供:Shutterstock.com

「百貨店を利用しない消費者」の嗜好を分析し、品揃えなどに生かす。「これまでもデータ活用を進めていたが、三越伊勢丹のお客さまのみの分析にとどまっていた。Tポイントとの提携で、百貨店外の購買履歴をもとに、よりニーズに沿ったサービスを実現したい。専任のマーケティング会社を傘下に置くことで、精度の高い分析にも期待できる」(三越伊勢丹HD 広報)

自社クレジットカード「エムアイカード」の会員数は約278万人。購買履歴などを出店や商品提案に活用していた。「エムアイカード」での決済は、百貨店の売上のおよそ半分を占めるという。カード自体の統合は当面行わない模様。

新会社では、ライフスタイル提案型商業施設など、新たな事業をCCCと共同で企画・開発する計画もある。


「三越伊勢丹ホールディングス」に関連する記事はこちら
「Tポイント」に関連する記事はこちら