今年3月に北陸新幹線が延伸開業し、来県観光客数を順調に伸ばしている石川県。開業直後のゴールデンウィーク期間中(4月29日~5月6日)、金沢城公園を訪れた人は前年同期2.5倍の約15万8000人、日本三名園の兼六園は同1.8倍の約11万8000人、金沢21世紀美術館は1.3倍の約10万4000人にのぼるなど、県内各地の人出が前年を大きく上回った。
そんな同県が、観光誘客の促進を目的に制作したムービー「いしかわ百万石物語〜ひゃくまんさん小唄〜」が8日に公開された。
オリジナルの小唄「ひゃくまんさん小唄」をバックに、ひゃくまんさんと金沢芸妓、地元の子どもたちが踊りを披露する「子どもバージョン」と、それを編曲した「正調バージョン」の2パターンある。
メイキング
動画には、金箔や黒漆、加賀友禅、九谷五彩といった石川県の伝統工芸が身体にあしらわれている、同県観光PRマスコットキャラクター「ひゃくまんさん」が登場。金沢の金沢城・兼六園・ひがし茶屋街、能登の千枚田・恋路海岸、加賀の山代温泉古総湯・那谷寺、白山の白山比咩神社・雪だるま祭りなど、県内各地のさまざまな観光素材を紹介することで、同県への旅の動機づけを図る。
ムービーの楽曲として使用された「ひゃくまんさん小唄」の作曲は、同県観光ブランドプロデューサーを務める松任谷由実さん、監修・作詞は、同県観光総合プロデューサーを務める早川和良さんが手がけた。
観光総合プロデューサーは、観光誘客の促進を目的に2005年に策定された「新ほっと石川観光プラン」の実施事項の一つとして設置されたポジション。金沢美術大学の出身で、かつCMディレクターとしての仕事にJR東海の「クリスマス・エクスプレス」シリーズがあったことから早川さんが就任し、観光戦略の推進を県と二人三脚で担ってきた。早川さんは、ひゃくまんさんの企画制作にも携わった。
ムービーは、県の公式サイトやYouTube、首都圏アンテナショップ、首都圏等のPRイベント会場、金沢駅観光案内所などで放映される。
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スタッフリスト
- 企画制作
- TYO CampKAZ
- 作曲
- 松任谷由実
- 編曲
- ASA-CHANG
- 音楽PR
- 丹俊樹
- 監修・作詞
- 早川和良
- EPR
- 齋藤雅隆
- PR
- 西原正浩、はの木澤毅治
- PM
- 太田CD祐二
- プロダクション・アシスタント
- 星伸之
- Prop
- TARAMARU
- 演出+編集(オフライン)
- 吉村瞳
- アニメーション
- 斎藤俊介
- タイトルデザイン
- 田中聡美
- 撮影
- 北村真太郎
- DIT
- 松平堅成
- 照明
- 川崎浩之
- 美術
- 有松誠一、庭田建具
- ST
- 斎藤房江
- ST+HM
- 中山尚美
- スタジオ
- 小笠原圭彦
- コーディネーター
- 稲場美和子
- 編集(オンライン)+コンポジター
- 山下武郎
- 編集(オンライン)
- 金野淳也、山本鴻、三浦義弘
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