LINEは1日、同社が運営するアプリ「LINE」上で外部メディアが公式アカウントを利用してニュース記事を配信できる「LINE アカウントメディア プラットフォーム」を発表した。このプラットフォーラムを利用することで、メディア企業は「LINE NEWS」上で自社のニュースのみをまとめてユーザーに届けることができる。第一弾として、朝日新聞や時事通信、テレビ朝日、日刊スポーツなどの24メディアが提供を開始した。
通常ポータルサイトのニュース配信はサイト側で編集作業を行うが、今回のプラットフォームでは参画するメディア側でLINEが用意したニュース配信用CMSを通じて、どの記事を配信するか取捨し、配列できる。記事の内容はメディアごとに自由に編集でき、外部リンクも可能となるほか、メディアをフォローしているユーザーにプッシュ配信もできる。
同社 上級執行役員 コマース・メディア担当 島村武志氏は、「メディア側が情報を取捨・配列できることで、メディアのブランディングやファンの獲得につながる。私たちがメディアの皆さまとともに、人と情報のよりよい架け橋になりたい」と話す。
収益モデルは広告となる。各メディアが配信するニュースダイジェスト内の一枠を広告として販売するほか、インフィード型広告や動画広告も実施していく。記事を提供するメディアとはレベニューシェアを行い、その配分は50:50という。「レベニューシェアの配分は、他社サービスよりも高くした」(島村氏)。
同社では2014年4月から、「LINE NEWS」公式アカウントを通じて、ニュースをダイジェスト形式で配信する「LINE NEWS DIGEST」を開始。2015年4月からは、ユーザーの興味関心に基づいて複数の記事をまとめて配信する「LINE NEWS マガジン」を開始していた。今回はこの仕組みを活用した。
同日には、ユーザー獲得のプロモーションとして、参画メディアのアカウント3メディアを登録すると、LINE内で使える「ドラえもん」のスタンプをプレゼントするキャンペーンも始めた。
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