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今後、どうなる?企業のオンライン動画活用の課題を徹底議論 ~「オンライン動画活用を考える」企業研究会レポート

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写真左からオプト・執行役員 オンラインビデオ/ソーシャルメディア/コンテンツマーケティング管掌の中野宜幸氏、オプト・オンラインビデオアドソリューション部の松田 清部長、コミュニケーション・ラボ代表の佐藤達郎氏、グーグル ブランドソリューションエキスパートの中村全信氏。

また2回の研究会には企業のマーケティング担当者だけでなく、1回目には佐藤達郎氏が、2回目にはグーグルの中村全信氏がゲストとして参加。国内外で最近、話題になった動画の事例を基に30分ほどのレクチャーを行った。

中村氏は「グーグルでは動画コンテンツ戦略は、①インサイトの掌握、②戦略的なコンテンツの仕分け、③コンテンツの活用法の3点がカギになると考えている」と説明。加えてYouTubeで公開された世界の動画事例をもとに、生活者のインサイトに合わせたクリエイティブのタイプとしてグーグルが提示する「3H」の考え方についても言及した。

「3H」とは「Hero」(多くの人の心を揺さぶるメッセージ)、「Hub」(ブランドと消費者をつなぎ続ける、生活者の興味関心に沿ったカテゴリーコンテンツ)、「Help」(具体的ニーズへの説得力のある答えや提案)で、これらの3つのタイプの動画を組み合わせながらキャンペーンを企画していくことが成功のカギになると話した。

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写真左から1回目の研究会、2回目の研究会の参加者。

横のつながりで新たなヒントを得る

研究会に参加をしたマーケティング担当者らは「テレビCMとWebの関連付けに悩んでいたので、その点が整理できて良かった」(ローソン・鈴木啓子氏)、「動画制作を発注する立場以外に、発注される側の話も聞け、参考になった。マーケティングの手段が多様化する中で悩むことも多いが、こうした情報交換の場があると仕事のヒントが得られる」(大塚食品・垣内壮平氏)といった声が上がっていた。

研究会の最後にオプトの中野宜幸氏は「そのブランドが置かれているステージ、あるいは消費者の態度変容プロセスのどの部分で活用するものなのかなど、各ケースに合わせた活用目的の明確化が必要。そこを整理できると正しいKPIの設定につながり、ビジネスにインパクトを与える動画活用の方向性が見えてくるはず」と総括した。


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