コラム

#石井リナのゆとりですがなにか

スピンズ×石井リナ「若年層マーケティングには、若者と大人の仲介役が必要」

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【前回コラム】「原田曜平×石井リナ対談「リア充アピールも終焉?自然体を好み始めた若者たち」」はこちら

今回は、コラム「#石井リナのゆとりですがなにか」に、ティーンに大人気のブランド「SPINNS(スピンズ)」のマーケティングを担当している髙橋恭平さんと小柳和樹さんをお迎えし、若者心理の掴み方や、商品開発に至るまでをお聞きしようと思います。

SPINNS(スピンズ)…

通販サイト含め全国に26店舗持ち、LINEアカウント17万人、Twitter16万フォロワーを誇るティーンに大人気のショップ。「ATTITUDE MAKES STYLE!」をコンセプトに、様々なユースカルチャーをライフスタイルとして提案し続けている。

ニッチかつコアファンのいるマーケットがカギ

石井リナ:ティーンを対象とした商品開発や仕入れなどをすると思うのですが、その際に行っているリサーチとかってありますか?

小柳さん:企画を考えるときは、ショップに立っているスタッフを集めてヒアリング会をしています。ショップスタッフの欲しいものや、本人がハマっているものを聞くようにしていますね。いろんなメンバーがいてジャンルも様々なんですが、僕たちが彼・彼女らの要望を編集して、形にするということをしています。

小柳さん

髙橋さん:トレンドセッターみたいな子たちを採用しているつもりはないんですが、ショップに立つので、否応なしに自然と感覚が研ぎ澄まされていくというか、若い子の間でもそういう存在になっていくんですよね。なので、彼らから情報収集して商品化することは多いです。

石井リナ:若い子たちの間での趣味嗜好が細分化している現在だと、彼らに「自分たちの周りでこれが流行っている」と言われても本当に需要があるのか、見分けていくことって難しいと思うのですが、いかがですか?

髙橋さん:もちろん最終的にはやってみないと分からないという話にもなりますが、細分化されている嗜好が、それぞれ一つずつ、かなりの熱を帯びているんですよね。ニッチなんだけど、コアファンが多いというような。そこの需要の掘り起こしやリサーチをきちんとすれば、大抵のモノはヒットさせられるかなと思っています。

次ページ 「ミーハー力のある人が、マーケターとして仲介をする」へ続く

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