認知度の高いブランドの初回購入をどう促す?
――今回、カゴメが「レシポ!」を活用した背景から教えてください。
重友:私が広告宣伝を担当する「野菜生活100」は発売から20年が経ち、消費者からの認知度も高く、ありがたいことに商品をお取り扱いいただいていない量販店やコンビニは少ない状況です。
ただ店頭に商品が並んでいることがお客さまにとって当たり前になると、意識していただくきっかけがなければ、徐々に手に取ってもらう機会は減っていきます。そこで「レシポ!」を通じて、購入の機会をつくることを狙いました。
――「野菜生活」が成熟したブランドだからこその悩みですね。手にとってもらう“きっかけづくり”を「レシポ!」に期待したわけですね。
重友:はい、“きっかけづくり”にはサンプリングという手法もありますが、どうしても“タダでもらえる”となると、いわゆる特売品だけに反応するような「チェリーピッカー」も多く含まれてしまう傾向にあります。そのため我々が手にとってほしい、継続的に買ってくださるお客様になかなかリーチできないという課題がありました。
美園:カゴメさんとは「レシポ!」がリリースされる以前から、お付き合いをさせていただいています。その時から「チェリーピッカーやサンプルゲッターへの対策をしたキャンペーンはできないか?」とお話していました。
2014年に「レシポ!」がスタートする運びとなり、レシートを撮影することで購買を証明でき、より「実購買に近い施策」とご評価いただいき実施させていただきました。
――具体的に、どのようやキャンペーンを行ったのでしょうか。
重友:2016年7月に「野菜生活100」のリーフパックタイプを東京・神奈川・大阪のコンビニ限定で、ポイント100%還元にして「レシポ!」で展開しました。リーフパックは野菜由来の食物繊維による、あらごし触感を味わうことができます。この新しいタイプのリーフパックを手にとってもらうために展開しました。
美園:「野菜生活100」はメジャーなブランドですので、「レシポ!」ユーザーの反応もすごく良かったですね。アクセスや申し込み状況を見ていても、ユーザーが活気づいていることが分かりました。
――「レシポ!」に掲載したことによる、効果はいかがでしたか?
重友:総合的にさまざまな施策を行った結果なので、詳細まではお答えできませんが、キャンペーン後のコンビニの売上が非常に好調でしたね。レシポが果たした役割も大きいと思います。
美園:ありがとうございます。「レシポ!」上で目標としていた本数も、期間内に達成することができました。
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