活用の可能性が広がる交通広告
「移動する生活者を捉えるコミュニケーション」として、有効なチャネルのひとつである交通広告。特に都市圏では、通勤や通学時の交通機関として電車の利用割合が高いことからその媒体接触率の高さ、また、生活動線上の空間に広告が掲出されるために、テレビなどのマスメディアと比べて視認性が強いことは特徴だ。マーケティングのコミュニケーションプランを考える上では欠かせないメディアといえる。
さらに、ここ数年でトレインチャンネルの設置、広告枠のデジタルサイネージへの切り替えなど、デジタル化も進んだことから、活用の幅も広がっている。静止画でない映像での広告は、より多くの情報を、駅を行き交う人たちに届けられるようになった。
駅構内には数多くの広告が並ぶが、そんな中でJR東日本リテールネットは、「NewDaysビジョン」の提供に力を入れている。これは同社が運営するコンビニエンスストア「NewDays」「KIOSK」に設置される大型サイネージのこと。「駅利用者の動線上に、インパクトのある訴求ができる」と、本格的な広告販売を開始した昨年の10月以降、さまざまな業種で利用されている。
「NewDaysビジョン」の特徴について、JR東日本リテールネットの石井紀哉氏は次の5つをあげる。
(1)首都圏ネットワークで広域な情報発信
首都圏駅構内の好立地な場所に、今年1月1日時点で、39駅81台の大型サイネージを設置している。媒体前の通行人員は、1日平均で約600万人以上*(*サイネージ設置駅の乗降人員に近隣の改札通過率などを乗じて算出。)。
2017年度中には100駅200台設置する計画であり、これにより約1250万人へのリーチが可能になる。大駅への複数台設置と広域設置による「ネットワーク発信」で、相乗効果を発揮する。
(2)横型ビジョンで、既存の映像素材の利用可能
柱に設置する縦型サイネージがほとんどの駅構内で、横型の大型ビジョン(70インチ標準)を採用。縦型では動画サイズが横型の3分の1程度になり加工も必要となるが、「NewDaysビジョン」では、比率を変えることなくテレビCMなど既存コンテンツが放映可能。
(3)音声も活用可能
ビジョンにスピーカーを搭載しているため、通行者の注意を映像と音でひきつけることができる。テレビCMなどと同じ音声付きの動画の放映が可能。
(4)「高輝度ディスプレイ」で視認性の高い映像を届ける
通常のサイネージ(500カンデラ)に比べ、「NewDaysビジョン」は高輝度パネル(700カンデラ)を採用。屋内の明るい場所でも視認性の高い映像を映し出す。
(5)車内から購入まで、「リレー広告」で訴求力を向上
「トレインチャンネル」、駅構内の「J・ADビジョン」など、他のJR東日本グループの広告メディアと連携させることで、車内から店頭まで、さらにNewDays店内のレジ画面や店内放送を使い、消費者が商品を手に取るまで、広告のリレーでの効果的な訴求が可能。
お問い合わせ
株式会社JR東日本リテールネット マーケティング部
〒163-0929 東京都新宿区西新宿2-3-1 新宿モノリス29階
TEL:03-5324-6817
E-mail:ndvision@j-retail.co.jp
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