#SXSW2017 怒涛のアクセラレーターピッチは、5つの評価軸に注目

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◆ENVY / Social & Culture Technologies

例えば、Instagramなどで誰かがポストした美味しそうな料理の写真を見て、思わず羨ましくなったり食べたくなることってあると思います。ENVYのビジネスモデルは、一言で言うと「ビジュアルによる、料理やカルチャーのサーチエンジン」とでも言うのでしょうか。

彼らは、「ヒトの好み」の見つけ方を再定義するという強い信念と共に、それを実現するのは「ビジュアル」という視覚的かつ直感的なものであると考えているようです。今はまだ、食べ物・飲み物・髪型・タトゥー・そしてネイルというカテゴリーに限定されているようですが、これからカテゴリーは拡大していきたいとのことでした。

たしかに今の世の中は、多くの人々が店舗情報のタグをつけて、ネットにさまざまなイケてる写真をアップする時代ですので、お店の情報がリンクされているこれらの写真をプラットフォーム化して、ビジュアルでお店を選べるようなマッチングプラットフォームがあれば、消費者にとっても店舗にとっても、ちょっと斬新かもしれませんよね。

◆DEEP 6 AI / Enterprise & Smart Data Technologies

AI(人工知能)は、未来を変えるテクノロジーとして、医療業界でも注目を集めているそうですが、ここで紹介するDEEP 6も、まさにAIを活用して医療業界の未来を変えようとするスタートアップです。

ちょっと専門的なので理解するのが難しかったのですが、かいつまんで言うと、膨大な人々のメディカルレコードを病院、製薬会社、そしてCRO(製薬会社が医薬品開発のために行う臨床開発を受託する機関)からDEEP 6が集約し、AIを使ってその大量のデータを分析することで、特定の患者さんのメディカルレコードからその人の病気の可能性を早期に発見することができるというものでした。

早期発見というのは、医療において非常に大切なことだと思います。未来のテクノロジーであるAIに是非とも力を発揮してもらいたいところです。彼らはIBMのCTOをエグゼクティブチームに迎えており、おそらくIBMのAIテクノロジーを活用してこれらを実現しようとしているようです。

次ページ 「◆BloomLife / Health & Wearables Technologies」へ続く

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