コラム

編集・ライター養成講座修了生が語る いまどきの若手編集者・ライターの生き方

興味の原石を宝石に磨き上げ、フリーライターになろう!

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編集・ライター養成講座33期卒業生 横山由希路

【前回のコラム】「「この人脈をいつか仕事につなげてやろう」という打算は、逆に仕事を遠ざける」こちら

2016年6月「編集・ライター養成講座」の開講式。東京・表参道にある宣伝会議のセミナールームに、初めて足を踏み入れた時のことです。私の目に飛び込んできたのは、約130人の同期の背中でした。
「ど、同期が100人強?これは、どえらいところに来てしまったな……」

他のライター講座でコテンパンにダメ出しをされて

宣伝会議に通う前、私は「編集・ライター養成講座」でも講師を務められている上阪徹さん主催の「ブックライター塾」に通っていました。結果は惨敗。自分の文章の構造的な問題をあぶり出され、28人の同期の中でも、ビリぐらいの実力でした。

――なぜ私の文章はわかりにくいのだろう。

「ブックライター塾」で教えていただいたことは、頭では理解できました。でも、どうにもこうにも腑に落ちない。

そこで、理解を深めるために文章に関する本を片っ端から読み漁りました。その時に出会ったのが、渋谷和宏さんの著書『文章は読むだけで上手くなる』

読み進めるうちに、文章構造にどのような課題があるのかがわかり、モヤモヤとした気持ちが徐々に氷解していきました。

――渋谷さんに会いたい!

すぐに、渋谷さんが講師を務める宣伝会議の「編集・ライター養成講座」に申し込んだのでした。

子どもの頃に夢中になったことを思い出そう!

さて、ここまで読まれた方の中には、「書いているお前は誰だ?」と思われている方もいらっしゃるでしょう。
(なかなかタイトルコールをしない深夜ラジオの『オールナイトニッポン』よろしく、自己紹介を引っ張ってしまいました……。)

横山由希路と申します。
前職はエンタメ系情報誌で編集者・ライターをしており、会社を辞めて半年。現在はフリーのライター・編集者をしています。

独立するにあたっては、自分を差別化するため専門領域を確立するのが重要、と言われてきました。確かに編集者だった会社員時代には、1つの分野を極めて、華々しく会社から羽ばたく先輩方の姿を多く見てきました。

ところが先輩たちの活動がその後、どうも芳しくないようで……。

――専門分野はひとつだけじゃダメなんだ!

そう気づいてから、私は自分の専門分野が増えるまで、会社で爪を研ぎ続けました。結果、今の私には、4つの専門分野があります。

野球、台湾、演劇、介護 です。

介護だけは身内の介護を通じて後天的に詳しくなったものですが、最初の3つは子どもの頃からの興味を、フリーライターとして独立する際に武器にできるよう、大きく育ててきたものです。
LCCの安い飛行機に乗って、年に3回台湾で週末を過ごし、プロ野球は年間30試合生観戦をして、演劇は多い時で年間160本観ていました。

もし、これからフリーランスで活躍をしたいと考えつつも、自分に専門がないと思っている方は、子どもの頃に好きだったことをたくさん紙に書き出してみてください。
そこから必ず専門の原石を見つけられるはずです。

ちなみに、この講座に通うきっかけとなった本コラム冒頭の渋谷和宏さんの講義が、実際にどうだったかというと……。

台湾での野球観戦と、肝心の渋谷さんの講義日程が
完全にバッティングしていて、出席できませんでした(泣)

それでもその後、最前線で活躍されている様々な企業の編集長や、フリーランスで活躍されているライターの講師の方々に学び、勇気づけられた半年でした。

次回のコラムでは、印象的だった講義をご紹介します!

【専門分野 その①:趣味のプロ野球観戦です。写真は2016年中日戦での巨人・村田の得点シーンです。レフトから試合を観ると、こんな画角になります。】

 

【専門分野 その②:台湾の南に位置する台南という古都で、リノベーションした古民家を1軒借りして、友人たちと週末を楽しんでいます。】

横山 由希路(よこやま・ゆきじ)

神奈川県生まれ、横浜市在住。フリーランスライター&編集者。インディーズ系レコードレーベルのプロモーター、漫画編集者を経て、エンタメ系情報誌の編集・ライティングに携わり、その後フリーに。編集者の傍ら、コミュニティFMのパーソナリティーを務めたことも。好きなものはプロ野球、演劇、フジロック、台湾・台南での古民家めぐり。「編集・ライター養成講座」総合コース修了生、上級コース 米光クラス受講生。

 

編集・ライター養成講座 総合コース

講師陣は、総合誌、週刊誌、ビジネス誌、ファッション誌、Webメディアなどさまざまな分野の現役編集長や、第一線で活躍中のライター・ジャーナリスト・作家など。多くの課題添削、実践トレーニングを通じて、現場で活躍できる編集者、ライターを養成します。

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