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SNSのポテンシャルを本当に引き出せていますか?

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—いち早く市場に参入されたからこそ、そうしたリスクヘッジのノウハウを持っているというのがコムニコの強みのひとつなんでしょうね。

長谷川:そうですね。あとはSNS運用で最も重要な情報発信の設計、つまりコンテンツの作り方にも、独自のノウハウを持っています。僕らは今、内製で毎月平均1000本くらいのコンテンツを作っているんですよ。コンテンツを投稿したら、効果測定をしますから、“Twitterではこんな表現がウケるけど、Facebookではこうした方が反応がいいんだな”といった各SNSの傾向を理解しています。

加えて、「POST365」という自社ツールで、主要な国内企業がSNSアカウントで過去に投稿したデータをすべて収集していますので、去年の同時期に反応を集めたコンテンツを参考にして、次の企画を考えるといったことも可能です。社内で培ったノウハウと、ツールから取得した根拠のあるデータを掛け合わせて最適なコンテンツ開発ができるというのも、僕らの強みです。

各SNSを企業はどう活かしていくべきか

—“Twitterでバズる”とよく言われますが、バズは狙って起こせるものなのでしょうか。

長谷川:狙ってバズらせようというのは常に考えていることではありますが、Twitterのカルチャーというか独特のノリみたいなものがあって、大事なのはその特性を理解することですね。少し前に流行った「#彼氏とデートなうに使っていいよ」のような、瞬間的にバズるハッシュタグを見逃さず、火が消えないうちにコンテンツを作って発信するというのを頻度高くしていくことで、ヒットする確率は上げられると思います。

—昨年、大流行したInstagramはどうですか?

長谷川:Instagramはもともと情報感度が高く、クリエイティブな人向けとしてできあがってきたので、Instagramに投稿する写真は映えるものを撮りたいという気持ちが働くんですよね。だからこそ「インスタ映え」のために非日常なスポットに行く。そうした行動が見られるのはInstagramならではだと思います。日本人はカメラ好きが多いですし、四季の移り変わりを愛でる文化もありますから、国民性にも合っていた。企業は、そうしたInstagramの空気感を、ブランドの若返りや世界観を作り直すといったリブランディングに活かすといいのではないでしょうか。

—コムニコにご相談される企業の課題とは、どんなものがありますか?

広瀬:各SNSの特徴はみなさんご存知なのですが、実際にアカウントを運用していくというのが大変なんですよね。例えば、Twitterでエッジの効いたコミュニケーションをとる必要があると頭でわかっていても、それを毎日続けるのは容易ではありません。どうしてもノウハウが属人化してしまうことも課題です。最近、担当者の異動につき更新を止めてしまった企業アカウントもありましたが、フォロワー数も増えてきていたし、一つひとつのコンテンツに好意的な反応が得られていたのにすごくもったいない。企業のマーケティング活動の一環ということを考えると、属人化はなるべく減らしたほうがいいですよね。

“運用が大変だし成果も見えづらいなら、手っ取り早くSNS広告を出してLPに誘導してしまおう”と思われる気持ちもわかります。広告も大事ですが、潜在顧客を育成していく、LTVを最大化させるといった中長期的な視点では、公式アカウントが果たす役割は大きいはずです。お客さまに愛され、ブランドスイッチしないでいてもらうっていうことは、なかなか広告だけでできるものではないですから。それに、SNSアカウントの盛り上がりは外から見て、そのブランドに何かしら特別なものがある、愛されているブランドだと、それ自体が潜在顧客に対するアピールにもなりますよね。

—2018年、SNSを取り巻く環境はどう変わっていくと思われますか?

長谷川:昨年に引き続き、Instagramの人気は変わらないと思いますが、加えて言えることは、動画を使ったコンテンツの量が間違いなく増えていくでしょう。Instagramのストーリー(Stories)のように気軽に動画を撮る習慣が広がり、これまでよりさらにSNS上のフォーマットとして動画が主流になっていくと考えています。

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