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参加率79.5%、国民を巻き込んだ世界最大級キャンペーンが実現した背景には「拡散の多様性」があった

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企業を虹色に染める

キャンペーンは生活者だけでなく、企業も巻き込むことに成功。虹色というシンプルなブランディングルールだからこそ、あらゆる企業の商品とのコラボを可能にしたのです。

コカ・コーラは、Love Storyというプロモーションを展開。Cokeというブランド表記をLoveに変え、2つの缶を組み合わせるとメッセージが浮かび上がる特別な缶を限定で販売しました。

オーストラリア最大の通信会社Telstraは、投票に先駆けて虹色のロゴを発表。企業の顔であり、絶対不可侵とも思われる企業ロゴさえも「YES」の意思とともに変化しました。

商品やロゴだけではありません、デジタルサービスも染まりました。例えば、ライドシェアアプリ「UBER」 。投票が迫ってきた時期に、ひっそりとルート表示のUIを虹色に変えるという粋なサプライズを実施。日常生活の中で、「あっ、もうじき投票か」という小さな気づきを与えました。

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