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スープストックトーキョーの実施する、「働き方“開拓”」

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全国に60店舗以上を展開する食べるスープの専門店「Soup Stock Tokyo」を展開するスープストックトーキョーは2018 年 4月より、「働き方“開拓”」をコンセプトに、人に関わる2つの新制度を全社員に向けて導入すると発表した。

同社が掲げるコンセプト「働き方“開拓”」は、経営が旗を振るだけの“改革”ではなく、組織及び個々人が「主体」となって、働き方・生き方を模索し、“開拓”していく取り組みを指す。

同社では2016 年のスマイルズからの分社以降、社員や店舗で働くパートナー(アルバイトスタッフ、以下 PA)に向けて進めてきた12の人事制度に加え、この4月より新たに2つの新制度を導入する。

スープストックトーキョーの働き方“開拓”。

ひとつが、「生活価値拡充休暇」。社員の休日休暇を“年間120日”にするというもの。「働き方・生き方の質」を本質的に向上させるため、労働時間を抑制するだけではなく、仕事と生活にメリハリを作ることが大切であるとの考えから、本社社員だけでなく店舗で働く社員も含め、年間の休日休暇を120日間と定めた。その際、給与の変動はない。同社ではこうした計画を実現するため、社内に専門組織を組成し、休暇取得の安定化を全社的にサポートする。

2017年と比べ、年間休日休暇日数は18日増えた。

2つ目は、「ピボットワーク制度」を設け、社外複業・グループ内複業を解禁するというもの。Soup Stock Tokyoで働くことに「軸足」を置きながらも、複業ができる働き方を「ピボットワーク」と名付けた。「さまざまな企業で働きたい」「個人として新たなチャレンジをしたい」などの働き方を、企業として応援する考え。グループ内複業の場合は、スマイルズグループの各ブランドでの勤務も可能になるという。

「ピボットワーク制度」を設け、社外複業・グループ内複業を解禁。