住友化学園芸が望む販促アイデアとは?/第10回販促コンペ

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【前回の記事】「セブン-イレブンが望む販促アイデアとは?/第10回販促コンペ」はこちら

6月5日午前10時まで企画募集中の「第10回販促コンペ」。このほど実施された課題協賛企業のオリエンテーションから、一部を編集部がピックアップ。ここでしか読めない、よりくわしい内容をお伝えしていきます。

今回は住友化学園芸の、ガーデニングユーザーが抱く薬剤に対するイメージを向上させるための企画を求めるオリエンテーションです(第10回販促コンペの特設サイトはこちら

「ガーデニングユーザーが抱く、薬剤に対するイメージを向上させる企画」

農薬のイメージが向上するアイデアを

住友化学園芸は、「ガーデニングユーザーが抱く、薬剤に対するイメージを向上させる企画」を募集します。

当社がインターネット調査を実施したところ、ガーデニングユーザーが園芸で困ることの1位は害虫、3位が病気となりました。それにもかかわらず、ガーデニングユーザーの3人に2人が害虫や病気を防除するために農薬を使用していません。理由は「健康に悪そうだから」「安心・安全なものを食べたいから」「土壌が汚染されそうだから」などです。このことから、農薬に対して良くないイメージを持っているガーデニングユーザーが多いことがよくわかります。

私たちはここにジレンマを抱えています。実際のところ、農薬は、みなさんが日々口にする野菜やくだものの多くに使われています。もし農家が農薬を使わなくなったら、イネは現在の収穫量の76%に減少し、トマト、なす、きゅうりなどの主要な野菜も約半分の収穫量に減少してしまうというデータもあります。私たちはふだんから農薬を使った農作物を食べており、農薬がなければ現在の食生活を維持できないとも言えます。

あまり知られていませんが、農薬が開発され販売にいたるまでには非常に厳しい基準が設けられています。その基準をクリアするためには、必ず安全性や効果に関する試験を行い、審査を受け、許認可を得た薬剤だけが農薬として登録され、販売されています。

たとえば、当社の商品には「収穫前日まで使える」と記載された農薬があります。この場合は、「その農薬を使った翌日に収穫し、仮に水で洗わずにそのまま食べたとしても健康に影響はないかと言った厳しい試験の下、安全性を確認した上で記載されているのです。このように農薬は化学的根拠に基づいて安全性を確認し、製造・販売された、生活に必要なものであるにもかかわらず、世間一般のイメージは良くないという現状をふまえ、新たな商品の切り口を見出すアイデアや、既存の商品の見せ方やアプローチの変更や改良、新たなサービスの切り口、新たなコミュニケーション手法、斬新な店頭販促手法などなど、既成概念にとらわれないみなさまの自由なアイデアを期待しております。

ガーデニング用薬品のトップシェアメーカー

住友化学園芸は1969年設立のガーデニング資材メーカーで、来年で創業50周年を迎えます。ガーデニングにおける害虫を退治する殺虫剤・病気を退治する殺菌剤、肥料・活力剤などの商品をメインに取り扱う、ガーデニング用薬品のトップシェアメーカーです。全国小売店パネル調査(SRI)を基にした資料によると、家庭園芸用薬品メーカー別シェアの約40%を占めています。また販売チャネルはホームセンターが圧倒的で、全体の約79%を占めています。

当社が販売している、ガーデニング用殺虫剤や殺菌剤は「農薬」です。ただ、広い面積で大量に使う生産者向けと比べて、ガーデニング用の農薬はそのまま使えるスプレータイプや、計量のいらない分包タイプなど、非常に使いやすい仕様になっています。

ガーデニング自体は日本人が行う余暇活動の参加人口ランキングで13位で、これは宝くじ購入者人口よりも多い値です。年齢が上がるほどガーデニングへの参加率は増え、また女性の参加率が高いという特徴もあります。若者のガーデニング人口も少しずつ増えており、ガーデニングはこの先も安定した市場として見込まれています。

イメージ向上は初めての試み

これまで当社では、商品をアピールする販促施策をさまざま行ってきましたが、農薬のイメージ向上を目的とした施策を打ったことはありませんでした。今回は「従来の企画との重複」は気にせず、どんなアイデアでもご応募ください。また当社の商品から、いずれかを選んで販促企画を考える場合は、家庭園芸用殺虫殺菌スプレーで売り上げ1位※の「ベニカXファインスプレー」を題材としてください。
※家庭園芸用殺虫、殺菌スプレーカテゴリーにおいて(2018年12月~2016年11月。外部調査会社調べ)

今回の企画の効果測定ですが、「農薬の印象をどれだけプラスに変えられたか」を数値化するのは、とてもむずかしいと考えています。しかし逆に、比較的効果測定をしやすい商品の販売促進の施策になると、農薬全体の印象を変えるまではいかないので、今回は数字にはこだわりませんが、手応えを感じられるしかけがあるとベストです。

ガーデニング人口は年齢が高くなるほど多くなる現状はありますが、今回はターゲットとする年齢層に制限はありません。「ガーデニングを楽しむすべての人」に向けて考えてください。

注意点としては、安心・安全やナンバーワンなどの表現は避けてください。ぜひ、たくさんの企画をいただければと思います。よろしくお願いいたします。

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