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青山商事の「THE SUIT COMPANY」が望む販促アイデアとは?/第10回販促コンペ

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若者が求めるのはスーツの「機能性」と購入の「利便性」

市場はファストファッションのビジネスウェアの強化、AmazonやZOZOTOWNなど、Eコマース市場の台頭により買い場が増え、飽和状態だと言えます。そのような状況での他社との差別化はむずかしく、さらにはオフィスカジュアル、長引くクールビズなどビジネスウエアの多様化が急速に進んでいます。

また、少子高齢化にともなうスーツ需要の低下や、オーダースーツ市場の拡大、スーツのシェアや、レンタルサービスの誕生も、差別化の困難さに拍車をかけている状況です。

当社のターゲットの方々は、情報収集を雑誌などの紙媒体ではなく、ネットの利用が中心で、コストパフォーマンスや機能性を重視する傾向にあります。

楽天の「2017年6月ビジネススーツに関する調査」と博報堂の「スーツ市場のおけるWEB定量調査の報告」によると、一人当たりのビジネススーツの購入価格帯は「高くなっている」と答えた人が18.8%、「安くなっている」と答えた人が23.2%でした。若年層ほど「高くなっている」の割合は高く、年配層ほど「安くなっている」の割合が高くなっています。

またビジネススーツを購入する際に重要視する基準は、どの世代も「価格」が上位を占めるのですが、20歳代は「高機能性」を求める声の割合が比較的高いようです。

また、Eコマースや店頭タブレット接客を用いて、次の5つの買い方について、どう思うかをアンケート調査しました。5つの買い方というのは、①パソコンやスマートフォンからネットでスーツを買う ②店内のタブレット型端末からスーツを注文する ③お店のスーツをその場で買う ④お店でみてからネットで買う ⑤ネットでスーツをレンタルする、というものです。これらについて、「買ったことがある」「買いたいと思う」「便利だと思う」「新しいと思う」「不安に感じる」という選択肢を用意しました。

結果、全体では「①ネットのみの購入」に対しては「不安に感じる」とした人が5割弱を占めた一方、店頭を経由する②と④は、不安よりも「便利だと思う」や「新しいと思う」といった評価が高くなりました。世代別では、20代の若い層では①の買い方は「便利だと思う」という回答が3割となり、②と④に関しても「便利だと思う」の回答は高く、若者層のネットへの親和性の高さが見受けられました。

以上の点をふまえ、20歳代から30歳代のヤングビジネスマンが「THE SUIT COMPANY」を利用したくなるような販促企画をお待ちしております。

第10回販促コンペの特設サイトはこちら