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コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

TCC新人賞とグランプリを生放送で発表!(ゲスト:遠山大輔)

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佐々木宏さんが嫉妬した広告とは!?

権八:ということは、わりと若い人達が多いんですよね。

遠山:何度も挑戦されている方もいらっしゃるんですか?

澤本:いらっしゃいますね。

中村:では、どんどん受賞者を発表していきたいと思うのですが、今夜は番組ツイッターを開きながら聞いていただくと良いと思います。番組ツイッターと連動して、コピーを発表すると同時に、その作品がツイッター上にどんどん上がっていくという仕組みになってますので、そちらを見ながらだと、もっと楽しめるはずです。

澤本:今年は新人賞が21名、最高新人賞が1名の計22人が表彰されています。3人ずつ発表します。

中村:まずは1番から3番まで、ドキドキの新人賞を発表してください。お願いします。

澤本:まず郡司淳くん、ジェイアール東日本企画。受賞コピーが「落書きをやめると、成績は下がる。」、ショウワノートのジャポニカ学習帳ですね。次、明円卓くん、電通ですね。「意識高過ぎ!!高杉くん!!」というKDDIのWebCM。

遠山:僕も見たことあります、これ。

澤本:次、中川諒くん。電通ですね。求人米、「あととりむすこ」という名前を米に付けたんですね。この米のネーミングで獲りましたね。

権八:商品名もコピーだということですよね。

澤本:そうそう。そのコピーで米が流通すれば、その農家が跡をとれると。

遠山:ユーモアがやっぱりすごいですよね。面白いっすよね、パッと見でも。「あととりむすこ」、次の農家を見つけるお米。

権八:ひらがなで字面がいいね。「意識高過ぎ!!高杉くん!!」は弊社の佐々木宏が嫉妬してましたね。自信なくなったぐらい言ってたもん。

澤本:うん、「あれはいいぜ」って。「自信なくなった」は聞いてないけど。

権八:ちょっと言い過ぎましたけど。

澤本:ちょっと今日、言葉が大きいね(笑)。

中村:では、4人目から7人目までを紹介してもらいましょう。お願いします。

澤本:春日井智子さん、TBWA\HAKUHODO。「8歳で、人の命を奪う。11歳で、9500万円の賠償事故を起こす。自転車事故なら、ありえる話です。」という、富士火災の自動車保険、WebMovieの中の言葉ですね。

権八:強いですよね。

澤本:次いきます。吉兼啓介くん、博報堂。「目標を、建てました」、オープンハウスという企業のTVCMです。これはTOKIOの長瀬くんがランドセル背負って、清野菜名と小学生になって、やり取りをしているCMです。「目標を、建てました」の“たてる”が建物の“建てる”なの。

権八:小学生なのに一戸建てを建てたいと言って。TOKIOと言えば・・・。

澤本:はい、次いきます(笑)。渡邉洋介くん、電通ですね。「1024や65536を切りのいい数字だと思ったあなた、会ってお話ししませんか?」、トヨタ自動車、自動運転エンジニアの募集広告です。これ、意味わかる?

中村:エンジニアには1024は2の10乗で千よりキリのいい数字に見えるんですよ。65536は16ビットの最大の数値で、これがキリのいい数字に見えてしまうエンジニアを募集してます、という広告ですね。

遠山:わからない人にはピンと来ないけど、わかる人には俺、俺と思えるような。面白い。

澤本:つまり、コピーでターゲットを決めちゃってるという、面白いコピーだと思いますね。

遠山:局地的に一気に大きく深く行けるやつですよね。

権八:そうそう、面白いね、これ。

次ページ 「サンダンス映画祭グランプリ受賞者も応募」へ続く