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カンヌ初参加者から見たカンヌライオンズ2018レポート&セミナー実況(Droga、電通セミナー)

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はじめまして。アサツー ディ・ケイの澤邊浩祐(さわべ・こうすけ)と申します。
日頃は、テレビCMの企画を中心にCMプランナーとして仕事をしています。

僕は今年がカンヌライオンズ初参戦で、この記事を書いている今は3日目です。今年は期間が5日間と短くなったため、今日で折り返し。

いままで僕にとって「カンヌ」といえば、現地に赴いた方による報告会やレポート記事を通じて知る程度でした。実際にはどんな雰囲気なのか、会場ではどんなことが行われているのか知識や理解が浅く、具体的にイメージできていないところがありました。

このレポートではカンヌに行ったことない方でも、現地での毎日の過ごし方やの雰囲気をイメージできるような内容をお伝えできればと思います。

カンヌの1日は長い。

カンヌでは朝の6時すぎくらいから陽が昇り始め、夜の21時くらいまで明るく、とにかく陽が長く、ずっと昼!です。

カンヌ駅を降りて、会場まではだいたい徒歩5分くらい。
会場の正面入口には映画祭などで用いられるレッドカーペットがあり、それらは毎日取り替えられているとのこと。会場からちょっと歩くとそこにはビーチが広がっていて、リゾート地っぽい雰囲気です。

朝、会場に到着すると、入り口には長蛇の列。

朝、レッドカーペットを取り替えている様子

初日には、カンヌ初心者かつ日本人向けの会場案内ツアーも

会場では1日中、いろいろな会場でセミナーやワークショップなどが行われていて、カンヌの公式アプリでスケジュールをすべてチェックすることができます。また、会場地下の作品展示コーナーでは世界中からのエントリー作品を部門ごとに見ることができるので、1日中ずっとそこにいて作品を見まくることもできます。2018年は全部でおよそ3万2千点の作品が出品されています。

会場地下にある作品展示スペース

今年は開催期間の短縮もあり、毎日夜に何らかの部門の授賞式があります。授賞式は最も大きい「ルミエール」という会場で行われます。
華々しくステージで受賞した方がレッドカーペットでインタビューを受けていたかと思いきや、その後、街中でライオン像を片手にラフな感じで街中をふらふらっと歩いているのを見かけ、その後ろ姿がとてもカッコ良かったことが印象的でした。

会場地下に飾られているライオン

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