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「宣伝会議賞」ティザーサイトが公開に — グランプリ受賞者に聞く、応募者へのエール「受賞するコピーは、あなたの近くにある」。

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今年で第56回を迎える、キャッチフレーズやCM企画のアイデアを募る公募広告賞「宣伝会議賞」。8月1日にティザーサイトをオープンしました。ここでは第55回「宣伝会議賞」でグランプリを受賞した林 次郎さんに、「宣伝会議賞」に応募する皆さんへエールをいただきました。

受賞するコピーは、あなたの近くにある。

第55回「宣伝会議賞」でグランプリを受賞しました林 次郎と申します。
「宣伝会議賞」への応募をためらっている人へエールとなる記事を、と宣伝会議さんよりお話があり、書かせていただきました。
私がこの賞を知ったきっかけと、グランプリやシルバーのコピーは、あなたが書くのかもしれません、という話です。

手術着の男がコンビニにいます!

2010年8月に、足の手術のため入院をしました。手術は簡単なものでしたが、2日間は動いてはダメで、暇でした。動けるようになった3日目、もう嬉しくて、さっそく病院の1階にあるコンビニへ行きました。ドリンクコーナーから雑誌コーナーへ、そこで職員さんに声をかけられました

職員さん「ここで何を?それ手術着ですよね」

「いや、手術は終わりましたが、足の包帯でパジャマのズボンが入らなくて、手術着(ガウンタイプ)を借りています」

職員さん「ややこしいので戻ってください」

手術着を不審に思った人に通報されたようです。ようやく出た病室に10分ぐらいで連れ戻され、そして退院の日まで病室のあるフロアで過ごすことになりました。

そんな私をかわいそうに思ってくれた看護師さんが、出勤途中の駅で色んなパンフレットをとってきてくれました。そしてその中にコピーライター養成講座のパンフレットがありました。時間はたっぷりありましたので、パンフレットをじっくり読んだ私は、すっかり書ける気になって、退院後の9月から「宣伝会議賞」に挑戦してみることにしました。

次ページ 「これってそのまんま、自分のことじゃないか。」へ続く