『egg』を復活させた21歳のギャル編集長「ギャルはSNSの中にいる」

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ギャルは“ギャル魂”を持つ人

—今、ギャルに「読みたい」と思われるコンテンツとは、どういったものなのでしょうか。

一番は“ギャルの最先端事情” ですね。「web egg」の記事は、「ファッション」「ビューティ」「エンタメ」「アニマル」の4ジャンルに分かれていて、それぞれ新鮮な情報を発信しています。

例えば「エンタメ」では、今リバイバルブームが来ている「パラパラ」を踊る動画は人気があります。実は、振り付けにパラパラが入っている青山テルマさんの新曲「世界の中心~We are the world~」(2018年7月25日発売)のPVにも、eggモデルが参加してるんですよ。「アニマル」は、雑誌時代の人気コーナー「アニマルトーク」を復活させたものです。いわゆる下ネタ系のコーナーなんですが、「eggのアイデンティティとしてぜひ継続させたい」という強い想いがあって残しました。

ただ、ギャルって本当にいろんな子たちがいるし、「読者はこんな人」という定義は難しいですね。私は、年齢や容姿で区別できるものじゃなくて、「自分が“かわいい!” “イケてる!” って思うことを大事にしていて、周りに流されない」という“ギャル魂” を持っている子はギャルだと思っているんで、雑誌のegg世代の方にも、楽しんで読んでいただけると嬉しいなと思っています。

赤荻さんがお気に入りの雑誌版「egg」を並べてくれた。一番上は、表紙に大好きなモデルが集結した 2011年7月号 。

全国各地のeggモデルも登場?

—現在、日本全国から受けられる、初の公募型(自薦・他薦)モデルオーディションも行っていますね。

日本中のギャルに受けてほしいという思いで、ライブ配信アプリ「LINELIVE」を使った面接を実施することにしました。8月にはグランプリが決まる予定です。

私自身も埼玉出身ですが、ギャルって全国にいっぱいいるんですよ。渋谷には出て来れる距離じゃない場所の子や、ギャルへの憧れはあるけど周りの目が厳しくて……という潜在的なギャルも含めると、かなりの数がいます。

そういう子たちにも参加してもらえるメディアこそが、今の時代のメディアなんじゃないかと思うんです。自撮り文化も定着してますし、「撮影してもらったものを編集部で編集する」という方法で、全国各地でモデルを増やしていきたいです。将来的には、日本全国にeggモデルがいるといいなと思います。ギャルの全国統一ですね。


『編集会議』2018年夏号では、「大家さんと僕」をはじめとする2018年上半期のヒット書籍の裏側を多数取材。巻頭特集では「“書いて、書いて、書いて、生きていく”という決断」と題し、塩田武士さん、上阪徹さん、藤田祥平さん、燃え殻さん、夏生さえりさん、高氏貴博さんの人生に迫っています。
 

 

『編集会議』2018年夏号もくじ

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