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欧州からトレンドを探る? 「Web Summit2018」現地レポート(森 直樹)

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会場があるリスボンの街にある便利な移動手段

「Lime」で移動する筆者。

リスボンの街には「Lime」というシェアリングライドサービスがありました。このサービスは、専用のアプリをダウンロードすれば街中にある電動キックボードをレンタルできます。後は目的地まで利用してアプリを使って解除すれば終わり。非常にシンプルで便利な移動手段で、筆者も会期中はかなりお世話になりました。

日本人、中国人、韓国人、そしてアメリカ人が少ない?!

筆者が「Web Summit」に参加して驚いたことがあります。それは、米系カンファレンスはもちろん、中国やアジアのカンファレンスと比較してアジア人はもちろん、米国系の参加者が非常に少ないということ。筆者は毎年バルセロナで開催される「MWC(モバイル・ワールド・コングレス)」にも参加していますが、「MWC」と比べても圧倒的な“欧州イベント”感が印象的でした。

さて、そんな日本人にはアウェー感満載な「Web Summit」ですが、参加者を検索できるアプリを活用してみたところ数百人は参加していた模様。日本からの参加者は、広告会社、戦略コンサルティングファーム、IT企業、アドテク企業、スタートアップの方々が参加していたようです。彼らの何人かと話をしましたが、皆さん一様に「米国や中国とは違う、世界の空気を感じに来た」とおっしゃっていました。

 

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