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スタバ、LINEでキャッシュレス化 「LINE Pay」で仮想プリカ導入

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スターバックスコーヒージャパンとLINEは4月8日、LINEのモバイル決済サービス「LINE Pay」の導入と、スマホアプリ「LINE」上でスターバックス店舗で使えるプリペイドカードの発行について発表した。両者のデジタル領域での包括的業務提携の一環。

仮想プリペイドカード「LINEスターバックスカード」は4月8日に提供を始めた。スターバックスコーヒーは2002年から、国内でプラスチックカードタイプのプリペイドカードの提供を始め、2014年3月にはスマートフォンアプリにプリカ機能を搭載した。2019年3月現在で、店頭支払いの3分の1以上がキャッシュレス化している。

「LINEスターバックスカード」は、スマホアプリ「LINE」内の「LINE ウォレット」から発行できる。ポイントプログラム「STARBUCKS REWARDS」にも参加でき、スマホアプリを使用していた既存会員は貯めたポイント残高を連携できるが、入金済みの金額は引き継がれない。また、入金には「LINE Pay」の登録が必要。

店頭でも「LINE Pay」によるキャッシュレス化を進めており、2020年夏までに全国の店舗に導入するとした。東京都内と福岡市内の店舗では昨年末から試験運用を行っている。

登壇したLINEの出澤剛社長(左)とスターバックスコーヒージャパンの水口貴文社長。