なぜ、「女性を語る広告」はこじらせているのか

どうして女性向け広告は「こじらせている」のか。

だけど、それでも、直近の女性にまつわる広告はうるさい。そして、「こじらせている」。私が「こじらせているなあ」と思うポイントは2つある。

一つは、女性を語り口にしながら、女性が語っていないこと。

炎上している広告を見ていると、「私たちは怒っている」と女性の体をとりながら、実際「そんな女性、いる?」というメッセージになっているように見える。だからこそ、ソーシャルで「全然わかってない」「そんな言い方するのはどうかと思う」と当事者からの意見が出ることになる。“女性への決めつけ”が透けて見えるのだ。

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りょかち
りょかち

1992年生まれ。京都府出身。神戸大学卒。SNSに自撮りをアップし続ける「自撮り女子」として注目を浴びる。現在では、自撮りのみならず、若者やインターネット文化について幅広く執筆するほか、若年層に向けた企業のマーケティング支援も行う。著書に『インカメ越しのネット世界』(幻冬舎刊)。

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1992年生まれ。京都府出身。神戸大学卒。SNSに自撮りをアップし続ける「自撮り女子」として注目を浴びる。現在では、自撮りのみならず、若者やインターネット文化について幅広く執筆するほか、若年層に向けた企業のマーケティング支援も行う。著書に『インカメ越しのネット世界』(幻冬舎刊)。

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