地方のアートディレクターが自費で行く、はじめてのカンヌライオンズ Vol.4 〜最終話!カンヌライオンズのすべてにありがとう篇〜

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「会得した心得④:環境に優しくあれ」

これは言葉のままなのですが、エコであることが大前提です。パッケージなどの捨てる可能性が高いものにプラスチック類が使用されていると外されやすく、プロダクトにおいても敬遠されます。自分自身、日本では分別の意識があるので素材に対する意識がやや甘かったと感じました。もっとシビアに考えようと思いました。ちなみに、カンヌの駅の近くにあったケンタッキーではストローが紙ストローになっていました。

カンヌの駅近くにあるケンタッキーの紙ストロー。

「会得した心得⑤:ロジックで考えて感覚で抜ける」

実はこの言葉はゲームメーカーに勤務していたときに先輩ディレクターからいただいた言葉です。最初はロジックで企画を組み立てるのですが、最後のアウトプットは面白いか面白くないかの感覚で決めるということです。

例えば、今回のウェンディーズの「KEEPING FORTNITE FRESH」もこの感覚に近い気がしています。ウェンディーズは冷凍肉を使用していないので、ゲームの「フォートナイト」内のバーガー店の冷蔵庫をぶっ壊すプレイ動画をライブストリーミング配信しました。ゲームを使用した点や拡散した部分はもちろんすごいですが、「冷蔵庫をぶっ壊してまわる」が面白いと思える感覚も大事だと思いました。そのためには流行しているモノやコトに触れて何が面白いのかを知ることが大事だなと思いました。

「KEEPING FORTNITE FRESH」

 

上記の項目を実践するとCCN年鑑はこうなる

イメージの話をしても伝わりにくいと思うので、今回、ショートリストに入ったCCN(コピーライターズクラブ名古屋)年鑑2018「Stimulate Annual(刺激を与える年鑑)」を、カンヌライオンズに参加して感化されたNEW秀島なら他にどんなことが思いつくようになったかを考えたいと思いました。もちろん、記事にすることはCCNの運営委員長や制作チームには伝えてあります。自分の力不足を忘れないために、今回は勇気を持って、他にどんな可能性があったかを考えてみました。

<現状のCCN年鑑>
・忙しいコピーライター(クリエイター全般)に向けて、
読みなが脳を刺激して活性化を狙ったカバーを開発。
・足つぼと背中つぼの2種類のカバーを用意。

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<別案:よりパーソナルに落とし込むことで狙いを強くする>
「あなたに効く、あなただけの刺激。世界に一つだけのCCN年鑑」

購入者に腰痛や目の疲れなどのアンケートを実施して、目的別に足用や背中用などの基本となるデザインを割り振る。足用なら足のサイズ、背中用なら身長のデータをアンケートから取り、ジャストサイズのデザインを作成。それぞれの目的に合わせて刺激するパーツを配置。

もっとパーソナルな仕様にすることで使用頻度も上がると思いますし、会員はさまざまなクリエイターがいるので、SNSで発信してもらえれば違う角度からのリザルトの取り方があったかもしれません。また、僕自身が腰痛になり、ツボ押しで改善した体験があるので、医学的根拠をもっと取れればヘルス系でもエントリーできたのではないかなと思いました。

このように、カンヌライオンズで考え方に刺激をもらって、行く前よりも色々な可能性を導き出せるようになり、検討材料が増えたように思います。

次ページ 「奇跡的な出会い!名古屋はアツい場所だと再認識!」へ続く

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