コラム

澤本・権八のすぐに終わりますから。アドタイ出張所

父は世界的指揮者、母はモデル。超芸術一家のプライベート秘話が明らかに(ゲスト:小澤征悦)【後編】

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小澤家は根っこがおかしい!?

中村:ご家庭ではみんなで映画を見ていたんですか?

小澤:みんなで見に行ったりしましたよ。映画の思い出で一番小さい頃のが、うちの親父がボストンで仕事をしていたので、夏休みはボストンに行っていたんですよ。郊外に行った時に、日本にもありますけど、外の映画館があるんです。でっかい駐車場みたいなところにでっかいスクリーンが張ってあって、スクリーンに向かって車を停めるわけですよ。音を聴くスピーカーみたいなのを車の中に入れて、それで映画を見るんですよ。

権八:ああいう形態、なんていうんでしたっけ?

澤本:ドライブ・イン・シアター?

中村:あー!そうだ。FMみたいなラジオの電波で……。

小澤:俺の時代はね、窓を開けてそこにスピーカーを入れていたのを覚えています。そういうワクワク感みたいな、すごい世界なんだっていうのが確かにありますし、毎夏ボストンにいる時に、うちの家族みんなで映画を一本つくっていたんですよ。

権八:え?めっちゃ面白い!

小澤:『オズの魔法使い』とか『キャッツ』とか、ああいうのを家族みんな、あとうちの親父の友だちがいて、当時だからベータマックスですか、たぶんVHSの前ですよね。そのテープで撮る機械を持っていて、みんなでメイクしてキャッツの全身タイツみたいなのを着て……。

権八:『キャッツ』、今話題で公開していますけれども……。

小澤:あの『キャッツ』よりも随分前に、うちはもう『キャッツ』を撮っていたの。

中村:小澤家すごい!結婚式の余興とかじゃないと、やらないっすよねー(笑)。

権八:面白いなぁ!

小澤:ただベータのテープがどこにあるか分からなくて。証拠が見せられたらうれしいんですけどね。

澤本:それ、編集はされたんですか?

小澤:いや、編集はしてないと思います。ただ撮ってただ見るってだけです。覚えているのが、うちの親父が『キャッツ』の中にボロボロの猫が出てくるんですけど、洋服をボロボロして演じていたのを覚えていますね。

澤本:お父さんもそうだし、征悦さんもそうだけど、一見超真面目で堅いっていうふうに見えるけど、根っこがおかしいね!

小澤:澤本さんにおかしいって言われて光栄です(笑)。

中村:モテそう。このギャップが!

澤本:話面白いし……。

中村:パッと見、むちゃくちゃ渋いのに話すと超面白いっていう。

澤本:前に飲みに連れて行っていただくことがあって、その時に酔っ払われているんですけど輪をかけて面白いので、場が楽しくてしょうがないんだよね。もう自分を巻き込んで全員が楽しくなるという、とても幸せな飲み方をされる方だと。

中村:次はぜひお酒を!

小澤:もうぜひぜひ。

次ページ 「主人公のすずちゃんと吉沢くんの演技が見どころ」へ続く

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