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コラム

第58回「宣伝会議賞」審査員リレーコラム

「宣伝会議賞」で行き詰まったのなら。

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第58回「宣伝会議賞」の募集が始まりました(応募締め切りは11月19日)!
前年に引き続き、今年も本日から第58回「宣伝会議賞」の審査員の方々のコラムをリレー形式で紹介していきます。
第1回は嶋野裕介さんです。

電通
クリエーティブディレクター/PRディレクター
嶋野裕介

東京大学を卒業後、電通入社。主な仕事は「TOYOTA #金曜日の新垣さん」、「SoftBank 企業広告シリーズ(2019 ~)」、「民放114局合同番組 一緒にやろう2020」、「3cm market」、「フリー素材アイドルMIKA+RIKA」など。Cannes Lions、Spikes Asia、Adfest、ADC、ACC、OCCなど受賞。趣味は“新聞”を読むこと。

 
もう何度書き直しをしているんだろう。
この「宣伝会議賞についてのリレーコラム」の中身が決まらない。
先にタイトルを決めてから、中身をあわせようと思っても、結局着地がうまくいかない。

そんなとき、まずは何をするか?
わたしのような才能がない人間は、まずは「検索」する。
偉大なる先人たちの前例から、今年書くべきネタのヒントを集めようとする。

Let`s search 「宣伝会議賞 審査員 リレーコラム」 by Google!

続々とでてきた。

まずは、篠原誠さん。
宣伝会議賞のコラムですが、せっかくなので。

中身は、締め切りに悩みつつ、最後はTipsにつなげる系。
(あの篠原さんでさえコラムのネタ探しに苦心されてるんだから、
 私ごときが悩むなんて当然だ、と安心しました)

続いて、佐久間さん。
宣伝会議賞で人生は変わる。

事実&裏話のエピソード系。
(これは知らなかった!!
電通の青木さんって学生時代からもうCDだったんだ!すげえ・・・)

つぎは、河西さん。
「性悪」になってコピーを書こう
思考法のアドバイス。本格How to系。
(河西さんの分析って本当にいつもわかりやすくて丁寧で、本当にすごいです。勉強になります!)

勝浦さんのは、熱い。
宣伝会議賞は、「賞」ではありません。

(この賞って、確かにこういう場に参加する人たちをつなぐ“コミュニティ”かも・・・!)

左さんのは、体験談系。
ニッポンの広告界で「いちばん過酷な競合プレゼン」に臨む皆さんへ

(わかります!わたしも応募してた当時を思い出しました・・・)

どれもおもしろい。さすが偉大なる先輩方は違う。
ここから学んだ、いいコラムの方向性は大きく4つ。

1、締め切りに悩むリアルな姿
2、コピーのノウハウを書く
3、自身の応募者としての体験談
4、審査員ならではの裏話

じゃあ、まずは最初に読んだ篠原さんのような筆者のリアルな現状から書いてみよう!

・・・・・という思考のステップで書かれたのが、ここまでのコラムです。

(やや無理やり応募の心構えにつなげると、)
宣伝会議に応募する方も、行き詰まったらまずは「前例を検索」をしてみてください。
過去のグランプリ一覧を見て分析したり、課題企業の広告事例からプロの技を見たり、課題商品のユーザーの生声をSNSで集めたり。過去を学び、現在のリアルを実感する。
いいコピーとは、発明ではなく「発見」から生まれるような気がします。

応募、がんばってください。
結果発表号で、あなたの名前が1つでも多く、
通過者・受賞者一覧にあがることを楽しみにしています。

※ちなみに、コラムの方向性の2〜4については、昨年の宣伝会議さんでのインタビュー記事にて書かせていただいてます。コピー休憩の際にでも、お読みください。

来年こそ、グランプリを目指す君へ 初めての「宣伝会議賞」審査から気づいたこと

※誤字脱字にも気をつけましょう。このコラムも誤字が見つかり、
公開早々に修正する羽目になりました・・・ご指摘くださった方ありがとうございます。

月刊『宣伝会議』11月号

第58回「宣伝会議賞」課題発表号!
 
今年で第58回を迎える「宣伝会議賞」は、「コピーライターの登竜門」として長年にわたり、若手のクリエイターやクリエイターを目指す方々に活躍の機会を提供してまいりました。前年度は62万点以上の作品応募があるなど、日本最大規模の広告賞となっています。クリエイティブ能力に自信のある方も、力を試してみたい方も、自分の新たな可能性を発見するチャンスです。