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クリエイターが考える、withコロナ時代の交通・OOH — Vol.7 過去受賞者インタビュー動画公開

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メトロアドエージェンシーと宣伝会議が企画・運営する「第4回Metro Ad Creative Award」の作品募集が10月12日に開始しました。2020年のコラムテーマは「withコロナ時代にクリエイターが考える 交通・OOHに贈る期待」。外出が制限され、人々の行動が大きく変化している今、どのようなコミュニケーションが求められているのでしょうか。
本リレーコラムには、「Metro Ad Creative Award」の審査員らが登場。交通・OOH広告を広く、街の魅力を創造するメディアとして捉え、最前線で活躍するクリエイターたちが自身を刺激する都市におけるクリエイティブについて語ります。
第7回はメトロアドエージェンシーの秋葉瞳氏が担当します。

新型コロナウイルスの影響により、イベントやコンサート、そして仕事上では会社内での会議や面接など様々なものがオンライン上で行われるようになりました。オンライン上でも人と人はつながることはできますが、対面とは違い、少し壁を感じる方もいるのではないでしょうか。このような中で、生活者に対する広告によるコミュニケーションの手法も変わり、特にOOH・交通広告のように広く多くの人に伝えられるメディアでは、メッセージ性の強い広告が増えてきているように感じます。

例えば最近私が見た広告の中では、駅構内に掲出されていたサンリオピューロランドの広告があげられます。

 
休館となった2月22日から約5ヶ月。営業再開の事実だけを伝えるのではなく、「ハローって大きな声で言うよ。今は心の中で」とあたたかいメッセージが添えられています。キャラクターの熱い想いに、再開を待ち望んでいたファンだけではなく、ポスターを見て、足を運びたくなった人も多いのではないでしょうか。実際に私もこの広告を見て、よく行っていた小さいころの楽しかった記憶がよみがえり、久しぶりに可愛いキャラクターたちに会いたくなって、どのようにすれば行けるのか検索してしまいました。

自粛期間中は多くの人が、様々な「したくでもできない」ジレンマを抱えていました。OOH・交通広告は、人の何気ない気持ちの隙間に入り込めるメディアだと考えます。だからこそ、発信されるメッセージも日常の中ですっと心にしみこんで、自身の気持ちや置かれている状況を代弁してくれているかのように感じる。企業と人との距離をより縮める役割を果たせるのではないでしょうか。

交通広告の新しい価値の発見として2017年より始まった「メトロアドクリエイティブアワード」も、今年で4回目の開催となりました。学生からプロの方までどなたでも応募可能、今だからこそ伝えられる自由な発想・アイデアを募集しています。今回作成した動画「Metro Ad Creative Award ~Purpose~」の中では、過去受賞された方へのインタビューを実施し、当アワードへの参加を通して気づいたアイデア創作の手法や過程の変化、そしてOOH広告の位置づけや役割の捉え方など、受賞者目線でいろいろと語っていただきました。皆様ぜひご覧ください!

Metro Ad Creative Award ~Purpose~

 

第4回「Metro Ad Creative Award」(応募締め切りは2021年1月15日13時)の詳細はこちらから。

メトロアドエージェンシー
媒体本部 媒体販売局 駅メディア部
秋葉瞳

2017年新卒として入社。入社してからは営業として駅で行うスタンプラリーやコンサートなどのイベントの企画・運営を担当。2020年度より現部署に異動、媒体の管理・販促を行いながら、Metro Ad Creative Awardの運営にも携わる。