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サイネージメディアのパーソナル化 ヘアサロンの特長を生かして顧客接点を創出する

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デジタルガレージは2020年8月、ヘアサロンに特化したサイネージメディア「サキザキテルコ」をローンチ、DOOH市場に参入した。

本講演では、デジタルガレージ マーケティングテクノロジーカンパニーの諸石真吾氏と「サキザキテルコ」を活用する花王の廣澤祐氏が登壇。「サキザキテルコ」の可能性をテーマに講演を行った。

講演ではまずDOOH広告市場の概況に触れながら、ヘアサロンという特殊な環境下で可能な長尺動画訴求やサンプリングなどのコミュニケーション手法、また花王の事例を紹介した。

「サキザキテルコ」は現在、全国主要都市のヘアサロンで展開している。諸石氏はヘアサロンに注目した理由について①女性の86%が利用していること。②美容室の平均滞在時間を考慮すると、長尺の動画による訴求効果が期待できること。③動画広告をきっかけに美容師との会話につなげ、より広告効果を強化できることなどを挙げた。

同社の提供する「サキザキテルコ」は、美容やファッションに関するコンテンツのほか、動画広告も流し、コンテンツと広告が交互に流れる仕様になっている。

(左から)デジタルガレージ マーケティングテクノロジーカンパニー パフォーマンスマーケティング本部 OOH推進部部長 諸石真吾氏、花王 DX戦略推進センター DXデザイン部 戦略企画室 廣澤祐氏(2021年1月より)。

乾燥性敏感肌用の化粧品キュレルの広告を「サキザキテルコ」で配信している花王の廣澤氏は、利用を通してミドルファネルへのアプローチに期待を寄せている。

「テレビCMであれば時間的制約があり、伝えるメッセージは限られていますが、ヘアサロンであれば、長尺の動画でもしっかり届けることができます。

そういう意味でヘアサロンは今までになかった顧客接点です。例えば肌荒れという言葉はネガティブな印象がありますが、ヘアサロンであれば『美しくなりたい』というお客さまのモードに合わせた提案もできると思います。大事なのは、場とコンテンツがセットとなった時に、お客さまの小さなニーズの文脈をいかに大きくできるかだと思います」と述べた。


株式会社 デジタルガレージ マーケティングテクノロジーカンパニー
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