インターブランドジャパンは2月25日、日本発のブランドを対象にしたブランド価値ランキングを発表した。1位は「Toyota」(トヨタ自動車)で13年連続。
以下上位10位は、「Honda」(本田技研工業)、「Sony」(ソニー)、「Nissan」(日産自動車)、「Canon」(キヤノン)、「UNIQLO」(ファーストリテイリング/ユニクロ)、「NTT DOCOMO」(NTTドコモ)、「Nintendo」(任天堂)、「Panasonic」(パナソニック)、「MUFG」(三菱UFJフィナンシャル・グループ)の順。
ランキングは、ブランド価値を金額換算する同社独自の評価基準によるもの。海外売上高比率30%以上のブランドを対象にした「グローバルブランド」のランキングで知られるが、昨年から30%未満の「ドメスティックブランド」も含め同じ尺度でトップ100を発表している。
ブランド価値の伸び率が高かったのは「WORKMAN」(ワークマン、78位、前年比57%増)、「Nitori」(ニトリ、69位、同比39%増)、「Nintendo」(任天堂、8位、同比31%増)、「Fujifilm」(富士フイルム、38位、同比21%増)、「Rakuten」(楽天、15位、同比20%増)など。
今回発表した全100ブランドの前年成長率は3.9%減で、前年(0.9%増)からマイナスに転じた。100ブランドのうち、すべての自動車を含む47のブランドがマイナス成長と国内ブランドの多くがコロナ禍の影響を受けたことが分かる。同じ基準で調査し、昨年10月に発表された「グローバルブランド」トップ100の成長率が9%増となったのとは対照的な結果が出た。
上位20ブランドは次の通り。
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