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コロナ下で増えるEC事業に 入荷検品から出荷発送までサポートする「ウルロジ」

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コロナ下でニーズが高まり、新たに導入する企業も増えているEC。ダイレクトメール事業やデジタルマーケティング事業を手掛けるディーエムソリューションズは2020年8月、EC専門の物流センターを開設しEC事業者向け物流代行サービス「ウルロジ」をスタートした。アーリーステージのEC事業者でも簡単に利用できるという、ウルロジの特徴を同社マーケティング室の角田和樹氏に聞いた。

オンライン上で商品登録から出荷まで完結

「ウルロジ」は、商品の保管管理から出荷業務まで一気通貫で代行するサービスだ。EC事業者はオンラインで簡単な操作を行うだけで完結する。

具体的には、倉庫管理システム(WMS)に商品を登録すると、入庫時の検品作業や出庫する商品のピッキング・梱包・発送は、すべてディーエムソリューションズが行ってくれる。在庫状況も、いつでも、どこからでも確認できる。

 
角田氏は「EC事業ではスピーディーな対応が非常に重要な差別化のポイントになります」と話す。「ウルロジ」は、13時までに受け付けた出荷指示の商品は当日発送する。これは自社倉庫による運営と、物流事業の中で培ったシステムやスキルを持つ同社だからこそ実現できたサービスだ。

また、同サービスは特にアーリーステージのEC事業者に向いているという。角田氏は「そういった事業者は物流のノウハウを持っていないケースがほとんどで、物流に力を入れたいと思っていても、どのように力を入れればいいのかさえ分からないといった方が多いからです」と説明する。

同社は発送代行の年間取扱実績が、DM1億5千万通、宅配は100万個と、常に全国で上位の出荷数をキープする。いわば倉庫管理や発送作業のプロだ。そのプロが、初めてでも安心してアウトソーシングができるように、倉庫見学やWMSのレクチャーなどのフォロー体制を整備しているのだ。

実際に、「ウルロジ」ユーザーの約70%は初めてアウトソーシングを利用する事業者で、そうした人たちは何社も比較検討をしながら問い合わせをしてくる。だからこそ、事業の説明やレクチャーをする時には、専門用語を使わずシンプルな資料で説明することを心掛けているという。

パッケージ料金で分かりやすさを追求

こうしたユーザーファーストの姿勢は料金システムにも通じる。運送会社の送料は地帯別に設定されており複雑だが、「ウルロジ」の料金は、各サイズとも全国一律で、梱包資材、納品書、作業費込みのパッケージ料金となっている。ミニマムサイズも設定していない。

基本料や入庫登録料、ピッキングなどの追加作業、ギフトラッピングやチラシ同梱、棚卸し費用などのオプション料金も明確にしているので安心だ。オプションをつけても、13時までに出荷依頼をすれば当日発送できる。梱包方法などの細かい要望にも可能な限り対応する。商品に合わせた最適な梱包方法の提案も可能だ。

 

発送量の増加が想定できたらアウトソーシングすべき

Webマーケティングのコンサルティングでも実績をあげている同社。売上アップにつながる様々なノウハウを持っているので、コンテンツマーケティングや広告運用などの相談にも応じることができる。

角田氏は「アウトソーシングは高いという漠然としたイメージがあるかもしれません。しかし、自社で発送まで行う事業者の多くは、担当者が倉庫まで車で行き、商品をピッキングして梱包、翌日発送するという流れが多いですよね。その他にも、在庫管理などの付帯業務もあります。こうした作業をアウトソーシングすることで、担当者は自由な時間を得て、マーケティング戦略に注力できるようになります」とアピールする。

「受注が増えてきたらアウトソーシング」という考え方もあるかもしれない。ただ、角田氏によると、実は物量が多くなればなるほど、物流体制を整えるのに時間がかかるそうだ。だから発送量が増えることを想定できた時点でアウトソーシングするのがベストタイミングだという。

ECでは“届ける”ことが重要なコミュニケーション

さらに、顧客と対面する機会がないEC事業では、商品の“梱包”も大切なコミュニケーションになる。角田氏は「注文してから実際に商品が届くまでの期間もそうですが、どのような梱包がされているかによって、注文者の商品やEC事業者に対する印象は大きく変わります。一定の水準に満たない梱包であれば、『この店は大丈夫なのだろうか』と心配に感じるお客さまもいらっしゃるでしょう。そうなれば、リピートしてもらえる確率は当然下がります」と指摘する。

反対にきちんと届けば、注文者の満足度は上がる。最終段階の“届ける”プロセスは、売上の基盤となる非常に重要なポイントなのだ。しかし、アーリーステージのEC事業者は数人で事業を回しているケースが多いため、すべてを完璧に実行することが難しい。「受注までのオペレーションには注力しても、物を届ける現場にまで神経を行き渡らせられない場合が多いんです」と角田氏。

そこで、お客さまとの大事なコミュニケーションとなる商品の送り出しの部分は「ウルロジ」でプロのスキルに任せてみるのもひとつの選択肢だろう。角田氏は「そうすることで、事業者は販売やプロダクト開発に安心して注力できます。その結果、リピーターを増やし、売上をあげ、事業を拡大していくことにもつながります」と話す。

同社は今後、ECの運営方法などを伝授するウェビナーなども開催予定。また、海外向けECサイトの運営事業者向けに越境EC代行サービス事業への拡張も視野に入れている。

ウルロジのサイトはこちら

ディーエムソリューションズ
マーケティング室
角田和樹氏

 



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MAIL:in-marketing@dm-s.co.jp