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アサヒビール データ活用で新価値を協創する「データパートナープログラム」を開始

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アサヒビールは、データを活用した新たなサービスや仕組みを開発する「アサヒビール データ パートナー プログラム」の実施を発表。3月17日~31日の期間で、専用サイトにてパートナー企業を募集している。同プログラムは、データを活用した新たな価値創造を実現するために、同社が保有するビッグデータの一部を共有し、分析・活用を推進するもの。協業により、より魅力的で便利な酒の提案を目指すとしている。 

主な対象企業は、広告会社、システムインテグレーター、メディア、プラットフォーマー、コンサルティング会社、その他データ関連企業。一定の審査を実施の上、最多で5社を「データパートナー」として認定する。

データパートナーに認定された場合、同社が保有するデータの一部や、SNS・ホームページなどを活用し、新たなサービスや仕組みを立案、実行、推進していく。またテーマに沿って互いに議論する場を、企業ごとに定期的に設ける予定。「商品・ブランドの価値向上」や「お客さまが参加しやすいキャンペーンの仕組み構築」など、具体的な課題に沿った提案から、同社の持つ知見と合わせ、議論を深めながら実現に向けて取り組んでいくという。

近年の同グループのデータ利活用の取り組みとしては、2019年にDXを推進する「ADX戦略モデル」を策定。AI・VRの新技術連動による商品デザイン生成の高度化などを行ってきた。2020年4月には新組織VC(Value Creation)室を設置し、既存事業の拡大や新規事業の創出に取り組むとともに、既存業務の高度化や効率化のために、デジタル新技術やデータの積極的な活用を進めている。今後、これらを様々な知見や技術力を持つパートナーと共同で取り組むことで、新たなサービスや仕組みの構築を目指す方針。