イオン、容器リユース商品を発売 エステー、P&Gなど13品目

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イオンは5月25日、容器の再利用を前提とした商品の取り扱いを始める。ロッテのガムやP&Gの洗剤、エステーの消臭剤などを扱う。容器回収・再利用にはループ・ジャパンの販売・容器回収プラットフォーム「Loop」を利用する。イオンとループ・ジャパンは1年間の独占契約を結んだ。

ターゲットは、環境への取り組みに感度の高い若年層。今後、イオンのスマートフォンアプリ「イオンお買い物アプリ」や、Twitter、Instagramなどソーシャルメディアを用いて訴求していく方針。店頭には専用の売り場を設ける。

参画するのは、アース製薬、エステー、ネイチャーズウェイ、P&G、ラブウェイブズオブマテリアルズ、ロッテらメーカー6社で、「アリエール」や「ジョイ」「ジレット」、「消臭力」や「モンダミン」などのブランドから13品目を発売する。

価格はデポジット(預り金)を含み、税込877円~4510円。実質的な中身価格は、通常の商品とほぼ同じもの、高いものとばらつきがある。デポジットは容器を返却すると、専用のスマートフォンアプリを通じて返金される。「WAON」などの共通ポイントとの連携はない。

対象店舗はイオンやイオンスタイル、ザ・ビッグで、東京17店舗、神奈川と千葉1店舗ずつで開始する。また、ネットスーパー15店舗でも取り扱う。2021年8月末までに関東圏で約50店舗に拡大する予定。取扱商品も、22年春までに約50品目へ増やす。

コーセーは2020年11月から、イオングループ33店舗でプラスチック容器の回収を独自に実施している。今後も継続し、取り組み自体を広げる考え。イオンは店頭での回収について、「お客さまからは非常に好意的な反応をいただき、手ごたえを感じている」とし、「Loop」の定着にも期待を寄せる。

容器回収は昨今、取り組みが進んでおり、花王とユニリーバ・ジャパンは6月1日、共同で容器回収のプロジェクトを始める。ユニリーバ・ジャパンと協定を結んでいる東京都東大和市内10カ所に回収箱を設置。ヴェオリア・ジェネッツ社で処理後、新たな容器に再生する。

5月19日の記者発表に登壇した、イオンリテール 執行役員MD改革本部長の西野克氏(写真左)、ループ・ジャパン アジア太平洋統括責任者のエリック・カワバタ氏(同中)、イオン 環境・社会貢献部部長の鈴木隆博氏(同右)。

新たに販売する再利用容器の商品の一部。

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